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MCUシリーズの最新作として公開された映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。
今作では実に5年ぶり(日本公開は2017年)の単独作品となっており、いままで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を通じて活躍してきたストレンジの成長物語にもなっている映画だ。
そんなかでようやく衣装もアップデートされたストレンジだが、新たにデザインする際にマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏が要求したことをコスチュームデザイナーのグラハム・チャーチヤード氏が明らかにした。
今作のドクターストレンジは全体的な色使いなどは似ているものの、ブルーの道着などのデザインが変更されており、またアガモットの眼の位置も上に上がって首元の位置に変更されている。
これはコミックでのストレンジにもより近い姿となっているが、カマー・タージでの修行時代から一貫して同じ姿をしていたストレンジの大きな見た目の変更点になっていることは確かだろう。
チャーチヤード氏は具体的に腕の編込みの部分の変更をしていることや、逆に浮遊マントはそのままにしている点なども解説している。
浮遊マントについてはストレンジの相棒のひとりでもあるような存在であり、彼(彼女?)のデザインを変更することは、マントの体を大きく改造するようなもののため、今回は変更しなかったとしている。
今後ドクターストレンジがどの映画に登場するかは定かではないが、この新たな姿になったストレンジの活躍をファンとしても更に観たい気持ちは強いところだ。
新衣装で活躍するドクターストレンジが観れる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日より日本で劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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