マーベル・スタジオ幹部、『X-MEN』という名前に”時代遅れ”とコメント ー 女性もいることが理由

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マーベルのヒーローチーム『X-MEN』は、コミックから映画まで世界中にファンのいるマーベルの大人気作品だ。

映画に関しては20世紀FOXの元でシリーズ化されていたが、のちにFOXがウォルト・ディズニー社の傘下に入ったことでシリーズは実質的に中断、今後はマーベル・スタジオの元でMCUシリーズに導入されていくと推測されている。

そんな『X-MEN』に関して、マーベル・スタジオの視覚効果、アニメーションプロダクションなど代表ビクトリア・アロンソ氏はその名前に関して不満を漏らした。

『皆さんがヒーローチームを「X-MEN」と呼ぶことを不思議に思います。なぜなら数多くの女性のスーパーヒーローがX-MENのグループにはいるからです。それは時代遅れのように思います。』

お分かりの通り『X-MEN』の「MEN」は男性を意味する「MAN」の複数系であるため、基本的には男性グループを指す意味を持っている。しかしグループの中にはストームやジーン、キティ・プライド、ローグなどの数多くの女性ミュータントも存在している。その彼女たちを差し置いていつまでも男性を指す「MEN」を使用することに疑問を持っているとのことだ。

もちろん世界中で知られており、親しみもある名前をそう簡単に変えることは、昔からのファンからの大きな反発も考えられるだろう。個人的にはすでに男性のグループという意味合いよりも、固有名詞としての『X-MEN』という名前の意味合いの方が強くなっているようにも感じる。

あくまで一意見であるため、マーベル・スタジオの元で製作される『X-MEN』がどのような方向性を持って作られるかはわからない。ただ多様性を重んじる傾向にあるスタジオなだけに、未来に何が起こるかは関係者以外誰にも予想することはできないだろう。

今後も『X-MEN』に関する新たな情報が入り次第お知らせしていく。

ゆとぴ

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