キアヌ・リーヴス、『コンスタンティン2』脚本に不満 ー 共演者が明かす

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2005年に公開されたDCコミックス原作の映画『コンスタンティン』は、キアヌ・リーヴスが再び主演を務める形で続編『コンスタンティン2』の制作がアナウンスされており、カルト的人気を誇る本作の公開を多くのファンが待ち望んでいる。

しかし、ファンの前に映画がお披露目されるまでには、まだ時間がかかる見通しである。

最近、The Directのインタビューを受けたルシファー役のピーター・ストーメアは、キアヌ・リーヴスが現行の脚本に満足していないことを明らかにした。

”キアヌとはよく知ってる仲なんだけど、彼はスタジオから出てくる脚本にあまり満足していないみたいなんだ。最初の作品は当初あまり成功しなかったけど、徐々に評価されてカルト映画になった。そして今では最大級のカルトムービーの一つになってる。でも続編を作るとなると、スタジオは空飛ぶ車だの、宙返りするようなアクションシーンだのを入れたがるんだよ

また、ストーメアはキアヌ・リーヴスがコンスタンティンというキャラクターに強い愛着を抱いており、より深みのある人物として描くことが重要だと語っている。

キアヌとしては、『コンスタンティン2』の物語を前作同様に「悪魔と普通の人間の物語」にしたいという想いがあるようで、スタジオの求めるような派手なアクションを加えることで、物語の焦点がぼやけてしまうことに懸念を抱いているようだ。

近年のアメコミ映画の傾向として、派手な銃撃戦やアクション、空飛ぶ車といったSF的な演出を盛り込むことで視覚的なインパクトを強め、観客ウケを狙う手法が主流となっているのは確かである。

一方で『コンスタンティン』のファンは、2005年版のトーンや物語の続編を求めており、根気強く待ち続けているファンに作品を届けるのであれば、そうした世界観は尊重されるべきである。

ワーナー・ブラザースやDCスタジオが『コンスタンティン2』をどのような方向性で進めていくかは不明だが、キアヌ・リーヴス抜きでは本作を成立させることはできないのも事実である。

果たして『コンスタンティン2』は、キャストとファン双方が納得できる形で制作されるのだろうか。今後の動向に注目しておきたい

世界観の一致はカルト映画の続編ならばなおのこと大事

ゆとぴ

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