『名探偵ピカチュウ』ジャスティス・スミス、ハリウッドの虚栄を語る ー 「ストレスが溜まる」

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『名探偵ピカチュウ』の主演や新作『グランド・イリュージョン3』にも出演予定の俳優ジャスティス・スミスが、Comicbook.comのインタビューで『グランド・イリュージョン』にちなんで、「ハリウッドの虚栄」について率直に語っている。

大作の宣伝は華やかに見えるが、内側の空気はいつも軽いわけではないようだ。

”僕らは、見たこともないカーペットの上に、借り物の服を着て立ち、そこに来るように言われたカメラマンの前で、僕らに大して関心もないまま撮られるのに笑顔を向ける。そこから、準備の間ずっとストレスを感じていたのに「ここに来られて本当にうれしいです」と言うインタビューが続く。そして、たぶんその時点で5回は観ている映画をまた観て、アフターパーティーに行き、家に帰る、、、愛犬のところへね。”

華やかな写真や軽快なトーク、ハリウッドならではの豪華な雰囲気の裏で、出演者がどれだけ“整った自分”を演じ続けているかが伝わる言葉でもある。
映画の宣伝のためにこういった演出は避けては通れず、これによって俳優本人の感情や疲れを置き去りにしやすい。スミスの言葉は業界全体にチクリと刺すようなトゲのあるものとなっている。

映画公開から後年になってこういった舞台裏の不満が吐露されることも多くなるが、俳優自身もやはり普通の人間であり、仕事に対して不満や疲れを持つことは自然なことだ。しかしジャスティス・スミスのように率直に今の気持ちを語れる俳優もそこまで多くはないだろう。

やっぱりセレブもしんどいやなぁ

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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