『グランド・イリュージョン』ドラマシリーズが構想 ー 見習いマジシャンを主人公に

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『グランド・イリュージョン』シリーズで、新たなプロジェクトが進行するかもしれない。

プロデューサーのボビー・コーエン氏The Directのインタビューに対して、映画の新作と並行して、ドラマシリーズの構想が話し合われていることを明らかにした。

実現できるかは未定だが、が「映画をそのまま引き伸ばすのではなく、まったく別の切り口」を意識したアイデアを明かしている。

”テレビシリーズについてはあれこれ考えてきた。やりたくないのは、映画を8時間に薄めてテレビと呼ぶこと。まったく別のものにしたい。たくさんのマジシャンに会って分かったのは、多くが見習いとしてキャリアを始め、ラスベガスの大物の舞台裏で働くということ。そこで考えたのは、彼らが仕える大物マジシャンが殺され、4人のアシスタントが容疑者になるという筋立て。彼らは自分たちの無実を証明し、真犯人を見つけるために「マジック」を使う。『グランド・イリュージョン』の世界にありつつ、同じことの繰り返しにはしない。”

シリーズの軸である「トリックで観客を翻弄し、仕掛けの種でさらに驚かせる」というマジックショーの楽しみは保ちながらも、焦点をずらして、映画と同じ世界の別の場所を舞台にすると言った発想だ。

見習いを主役にしたサスペンスなら、エピソードごとにトリックと捜査を描きやすく、連続ドラマの形式にも合うだろう。映画のフォー・ホースメンが直接関わるかは語られていないが、世界観の接続を匂わす演出のみでも十分成立することはできるだろう。

一方で、いまの最優先なのは映画の再起動であり、シリーズ第3作『Now You See Me: Now You Don’t』は新世代キャストを加えて劇場に戻って来る予定だ。またすでに第4作目の制作も決定している。

ここで結果を出せば、ドラマシリーズの現実味も一気に増すはずだ。

果たして魅力的なマジシャンたちの世界はさらに拡大していくことになるのだろうか?まずは新作映画の公開に期待をしておこう。

結構面白そう

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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