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DCスタジオ最新作の映画『スーパーマン』は、ヘンリー・カヴィル主演の『マン・オブ・スティール』から実に12年ぶりとなるスーパーマン映画であり、DCファンにとって待望の作品として注目を集めている。
手掛けたのはDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督であり、DCUシリーズの本格的なスタートを切る作品として、まさに肝いりの映画となっている。
最近、エンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューに応じたガン監督は、実は2021年の『ザ・スーサイド・スクワッド』を監督する以前に、一度『スーパーマン』映画の制作オファーを受けていたことを明かし、当時すでにヘンリー・カヴィルを起用しない方針が存在していたことを語っている。
当時のワーナー・ブラザースがなぜヘンリー・カヴィルを降板させようとしていたのかについては、複数の要因が絡んでいるとされるが、当時から新たなスーパーマン映画を望んでいたことがうかがえる。
ただし当時はまだDCEUシリーズが継続していたこともあり、新しいスーパーマンをどのように導入するつもりだったのかは不明である。ガン監督自身も明確なビジョンが見えなかったことで、オファーを断ったと考えられる。
その後、ヘンリー・カヴィルはドウェイン・ジョンソン主演の映画『ブラックアダム』のポストクレジットシーンにてサプライズ出演を果たし、その後の作品で本格復帰するものと見られていたが、結局は実現しなかった。
2024年のマーベル映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、変異体ウルヴァリン役として出演しており、劇中ではデッドプールからワーナーとの関係を揶揄する台詞も登場するなど、複雑な事情が背景にあったことがうかがえる。
新たに制作されたDCU版『スーパーマン』について、ジェームズ・ガン監督は「押し付けがましさがなく、真に善良な人物の物語を語っている」と述べており、これこそが彼の目指したスーパーマン像であると言えるだろう。
DCUシリーズの劇場公開作品第1弾『スーパーマン』は、2025年7月11日に日本公開予定だ。

当時のワーナーとDCは本当にカオスでした

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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