ジェームズ・ガン、中止になったDCU映画の経緯を明かす ー 「この映画は駄作になる」

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DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は、自らがDCUシリーズ映画第1作『スーパーマン』を手がけると同時に、DCUシリーズ全体を統括し、すべての作品の制作にも携わっている。

彼は以前から「脚本至上主義」であることを公言しており、その姿勢を裏付けるように、すでに制作にGOサインが出されていたにもかかわらず、納得のいく脚本が仕上がらなかったために中止となったプロジェクトについて、NPRのインタビューで明かしている。

”脚本はあったんだ。つまり、ゴーサインが出ていた映画なんです。第二稿・第三稿と書きましたが、全く変化が無かったんです。良くなるどころか、同じ状態が続いていた。なので私は「この映画は作れない。無理だ。駄作になる」と。優秀な監督と脚本家が決まっていても、脚本がうまくいくとは限らないんだ。最終的にみんなをがっかりさせるだろう。この映画は駄作になる。そして監督、脚本家、私たちの評判も悪くなる。私はこんなことはしたくないんだ”

具体的な作品名には触れていないものの、脚本が書き直されても改善の兆しが見られなかったため、プロジェクトを中止したと説明している。

すでに監督と脚本家が決定していた作品のようだが、発表済みの作品で監督が決まっているのは、アンディ・ムスキエティ監督の『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』、ルカ・グァダニーノ監督の『サージ・ロック』、そしてジェームズ・マンゴールド監督の『スワンプシング』の3作品がある。

前者2作品については現在も制作準備が進行中であると報告されており、今回の中止の話に該当する可能性は低いと考えられる。

そうなると残るは『スワンプシング』だが、DCでも人気の高いキャラクターを扱うことから、中止される可能性もそれほど高くはなさそうだ。

もちろん、未発表の企画が存在している可能性もあるが、今回のエピソードはDCスタジオが脚本をいかに重視しているかを物語っている。

相当難航していたんですね

ゆとぴ

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