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DCUシリーズを展開するDCスタジオは、共同代表の一人として、数々のヒーロー映画を手掛けてきたジェームズ・ガン監督が就任している。ガン監督は自らDCU作品の指揮も執っており、2025年7月には『スーパーマン』の公開を控えている。
最近の記者会見で、ガン監督はアメコミ映画ではおなじみのポストクレジットシーンについて言及し、それが「悪夢になる可能性がある」と話した。
”ポストクレジットシーンに関しては、本当に悪夢になる可能性があるんだ。以前にもポストクレジットシーンを入れたことがあるし、例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME3』を書いたとき、アダム・ウォーロックが出るべきかどうかはよくわからなかったけど、（前作で）みんなに約束したんだよ。（中略）映画の中で彼が登場するのはとても素晴らしかった。キャラクターは好きだけど、ある意味では映画が少しエレガントさを失ってしまった。だから、実現できるかどうかわからない約束には本当に気をつけているんだ”
また、共同代表のピーター・サフラン氏も「非常に大きな自由度がある」と述べ、お決まりのポストクレジットシーンに縛られない作品作りを目指していることを示唆した。
ガン監督は以前、『スーパーマン』にもDCUの未来を示唆するシーンが含まれていることに触れていたが、それも2つほどのシーンに留め、最小限に抑えたと語っている。
DCUシリーズでは、特に各作品の独立性を高めることが方針の一つとなっており、すべての作品を視聴しなくても楽しめるように設計されている。そのため、競合のマーベル・スタジオが展開するMCUシリーズのように、各映画やドラマの連動性を強調する展開は控えられるとみられている。
しかし、シェアード・ユニバースであることや、熱心なファンがクロスオーバーを期待していることも考慮すると、将来的にはDCUでもクロスオーバー映画が制作される可能性は高いだろう。
MCUシリーズとは異なる独自の展開を見せるDCUが、今後どのような作品を送り出すのか注目したい。
DCU劇場公開作品の第1作目となる『スーパーマン』は、2025年7月11日に全米公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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