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現在撮影が行われているMCUシリーズ最新作の『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』では、MCUとしては初めて本格的にマルチバース展開をしていくと思われており、複数の別世界について描かれていくと予想されている。
そんなマルチバースの一つに、ひょっとするとおなじみのコミックの世界が含まれているかもしれない。
コミックの正史アース616
海外メディアの情報によると、『ドクターストレンジMoM』に出演する俳優の詳細が乗ったサイトの中に、「NewYorker616」という役柄が与えられていることを伝えている。
このサイトはIMDbと呼ばれる同じようなキャスティング情報を掲載するサイトとは異なり、不特定の人物が加筆修正できるサイトではなく、ある程度のソースに基づいてまとめられているサイトだとのこと。
注目すべきはこの「616」という数字。これはコミックにおけるマルチバースのなかで正史の世界を表す「アース616」のことを示しているのではないかと海外メディアは伝えている。
映画でドクターストレンジが訪れる世界の一つにコミックの正史世界が含まれているとしたら非常に驚くべきことだろう。コミックと実写映画の世界がクロスオーバーするとなると、メディアミックス展開どころの話ではなくなる。お互いの世界の物語が交わっていくのだから、今までになかった試みとなってくる。
もし今回の情報が事実ならば実写映画の中でコミックの世界がどのように描かれていくのも気になるところだ。そのまま動くイラストとして現れるのか、それとも実写に置き換えられる可能性もあるだろう。
逆にコミックの方で実写のキャラクターたちが登場してくるといった展開も考えられる。
いずれにしてもMCUのマルチバース展開は予想の範疇を超えてくるものが計画されているかもしれない。果たして『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』という映画はどれほどのポテンシャルを秘めているのだろうか?今後の情報にはより一層注目していこう。
映画は2022年3月25日に全米公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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