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※この記事には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
MCUシリーズとして公開された映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、マルチバースを舞台にしたMCUとして初めての映画となっており、ある意味では大きな転換点とも言うべき作品となっている。
しかしこの映画、最初は別のヴィランでストーリーが検討されていたことを脚本家のマイケル・ウォルドロン氏が海外メディアのインタビューで明かしている。
※この記事には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
『ドクターストレンジMoM』は当初、前作と同じくスコット・デリクソン監督が製作をする予定だったのだが、のちに双方の創造性の違いによって降板している。
その後サム・ライミ監督が就任し、『ロキ』の脚本を務めたマイケル・ウォルドロン氏もプロジェクトに参加することになった。
当時は前任者が作った脚本を受け継ごうとしていたようだが、幸か不幸か、コロナ禍によって空いた時間でストーリーの再検討が行われるようになったのだ。
それと同時に映画のスケジュールも変更されており、当初は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』よりも先に公開をする予定だったのだが、2つの映画は順番が逆になることで、ストレンジがマルチバースに詳しくない状態で『NWH』に登場することとなっていた。
ウォルドロン氏は加えて最初の脚本のヴィランにナイトメアが設定されていたことも明らかにしている。
ナイトメアは数年前から続編のヴィランになるとウワサされていたキャラクターだったが、マルチバースが舞台になることが判明して以降はすっかりその名前を聞くことはなかった。
結果的にメインヴィランはまさかのワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチに設定されることなったが、ナイトメアがヴィランになっていた場合のストーリーがどのようなものだったのかも気になるところではある。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開が迫る数ヶ月前にも長期間の再撮影が行われるなど、ギリギリまで調整が行われていた作品だ。結果的には大方の予想に反して(?)マッドネスで何度でも摂取したくなるようなサム・ライミ節満載の映画となっていた。
多くの推敲がなされた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日より日本でも劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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