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今回は久しぶりのイベントレポート記事。
ここ最近は毎月のように足を運んでいる「中野ブロードウェイ」。一際異彩を放つ店しかないブロードウェイの中でも、さらに異彩を放つのは「墓場の画廊」。
定期的に様々なテーマで展覧会を開いているキン肉マンの等身大立像が目印のお店。
今回開催されていたのは、皆さんもご存知あの伝説のアニメシリーズ「勇者シリーズ」をフューチャーした展覧会『大合体!無敵の勇者展』。”合体”や”勇者”という感じ二文字の言葉に惹かれるのはいつになっても変わらない。濁音だらけのカタカナネームも男心をくすぐる。
第1週目、2週目、3週目と作品を変えての展示を行っており、僕が言ったのは『勇者指令ダグオン』と『勇者王ガオガイガー』。
はじめに断っておくと、僕は勇者シリーズに関しては無知に等しい。正直言うとガオガイガーしかわからない。
ただ周りのオタク友達の感想を耳にするに、一時期はロボットにときめいた男なら行くべきだろうと思い、意を決して向かったわけです。
店舗の外だけでも思い出がこみあげる
長い前振りを終えて、ようやく到着。
見て、このときめきを禁じ得ない展示物たち。
一番上にはダグオンとガオガイガーの児童誌が並ぶ。本屋に並んでいたあの本も時が経てば貴重品。
その下には劇中をクリップしたシーンが並ぶ。ちょっと反射がきつい。
一番下にはガオガイガーがヘル&ヘヴンを繰り出す。
このガオガイガーは最近発売して超合金魂のものかな?
そして左側には放送当時に発売されていたロボたちの玩具がひな壇に並ぶ。これには土曜日で人の多い中野ブロードウェイのお客さんたちも思わず足を止めて、腰をかがめてのぞき込む。
左は『勇者エクスカイザー』、右が『太陽の勇者ファイバード』。どちらの作品も僕が生まれるか生まれないかの放送でしたので、記憶には無い。
しかしロボット自体は幾度か目にしたことがあり、勇者シリーズの原点を見ることができる。
2段目左は『伝説の勇者ダ・ガーン』、右が『勇者特急マイトガイン』。
マイトガインで注目なのは、肩新幹線。ガオガイガーでもおなじみの子のデザインを見ると、まさに勇者ロボだと感じる。新幹線はロボットの一部なのだ。
3段目左は『勇者警察ジェイデッカー』、右が『黄金勇者ゴルドラン』。
警察ものというヒーローとしては王道のモチーフを全面に押し出しているジェイテッカー。かっこ良いに決まっている。
右のゴルドランは、同じ時期に放送されていた『機動武闘伝Gガンダム』のゴッドガンダムとマスターガンダムの究極形態を彷彿とさせる金ぴかメッキを使用してる。常時金ぴかなのだから強いに決まっている。
ゴルドランあたりはアニメを見た記憶もあり、おもちゃも持っていた。幼少期を思い出して懐かしさがこみあげてくる。
そして最下段は今回フューチャーされている『勇者指令ダグオン』と『勇者王ガオガイガー』。働く車が合体するダグオンは少年に受けないハズがない。
胸ライオンに肩新幹線、膝ドリルと天才的で本当に大好きなデザインのガオガイガー。今でも通じるかっこよさがある。
店舗外の展示に目を奪われまくってしまったが、ここでようやくポスター登場。
歴代シリーズの勇者ロボと主人公たちが並ぶ。放送終了から20年なんて信じられない。
今更ながら、第1週目から行けばよかった。
名場面を振り返るパネルたち
勇者シリーズといえばその味濃いめのキャラクターたちや作画たち。これを忘れてはシリーズを語ることはできない。
今回はダグオンとガオガイガーの名場面をパネルにした展示を行っていた。
『勇者指令ダグオン』からはテレビ本編やOVA作品『水晶の瞳の少年』のパネルが展示されていた。
再び正直にいますと、ダグオンに関しても僕は未視聴だ。パネルの映像がどういったシーンなのかを解説してくれる友達もいないため、完全に想像上でしかダグオンの活躍を思い浮かべることはできない。
だがどうだろう。おなじみに勇者立ちによる剣の構えや、ロボたちのカッコよすぎるポージング、そしてそれを操る勇者たちの顔から物語の熱さを感じることができる。やっぱり勇者は最高じゃないか!
本編シーンのパネル以外にも設定資料も並ぶ。こういった展示はわざわざ足を運ぶ展覧会ならではのもの。
続いてはガオガイガー。幾度も見たOPのシーンや必殺技、合体シーンなどの映像が並ぶ。
まず顔が僕好みのイケメンすぎるのだ。色の組み合わせ、口元デザイン、大柄なスタイルと憧れないわけがないのだ。
そしてその力強いガオガイガーというネーミング。
この濁点だらけの名前は、初めて聞く人にはどこか不思議な名前に聞こえるだろう。
ただ勇者シリーズにはそういった理屈で説明できない”熱さ”みたいなのがある。そのなかなか言葉では表せない熱さや勢いを現したのがこの名前な気がする。あくまで気がするだが。
ライオンの鳴き声で構成された名前は後にも先にもガオガイガーだけだろう。
勇者になりたての少年たちは少し刺激が強いエッチな描写も勇者シリーズならでは。(たまんねぇなおい)
ガオガイガーに登場するロボたちの大きさを比較した資料。
ボルフォッグは思ったよりも小さい。ガオガイガーはなぜかガオファイガーに。
そしてアホみたいにデカいのがキングジェイダー。ここまでのサイズ差ではないが、それに近いサイズを再現したスーパーミニプラには拍手を送りたい。
こちらは放送当時の宣伝ポスターにキャスト陣などのサインが書かれている。
どれが誰のサインなのかというのはなかなか判別できないが、非常に貴重なポスター。色褪せてもその価値は変わらない。
壁に展示されたパネルの横にはおなじみの勇者立ちで記念撮影をできるスポットがある。僕は撮っていないが、ぜひとも家に持ち帰りたいパネル。
その近くには来客された方のメッセージを展示されていた。全員ファンのによるもののはずなのに上手すぎないか?と思ったら左下は何と、、、
アニメーターでメカニックデザイナーの大張正己さん!
勇者シリーズをはじめとして、様々なロボたちのデザインや原画、監督をされていらっしゃる正にレジェンド。
夢をありがとうございます。
最後のパネルにはゲームのみの作品である『勇者聖戦バーンガーン』も。この作品がフューチャーされる日はくるのか?
お土産人気すぎ
展覧会といえば、その場で感じた熱気を家にも持ってけることができるお土産コーナー。
さまざまなお土産がある中、入り口付近で目を引いたのはこちらのソフビ人形。
ビッグワンクラフトさんが製作するソフビシリーズ「プリケッツ」の勇者シリーズが先行販売されていた。なんとも言えないネーミングのブランド。
単色ながらもどこか懐かしいフォルムはつい手に取ってしまう魅力がある。
僕が言った際はドランが販売されていた。第1週、第2週にはエクスカイザーとダ・ガーンも販売されていたそう。
どうせなら全員揃えたい・・・!
キャンパスに描かれたダグオンとガオガイガーの絵画もあり。
手書きではないが、どの絵柄も部屋に置いておきたくなる。やっぱりガオガイガーのメインキャラの集合絵がいいかな?
日頃使いもできるパスケースやスマホケース、タンブラーなども販売。ほとんどの作品のアイテムが並んでいたのは素晴らしい。
かなり目立ちだろうが、勇者ならば問題はない。
こちらはアクリルスタンドフィギュア。全作品のロボットたちが並ぶ。
大きさも手ごろで、デスクなどに飾るとよさそう。
そしてファッション系。タイトルが刺繍された帽子は人気アイテム。僕が行った際はマイトガインが並んでいた。先ほどのタンブラーが並んだ棚の下にはダ・ガーン、ファイバード、ダグオンもあり。
Tシャツもどれもこれも魅力的なデザイン。推し作品のシャツは1シーズン着れそうだ。
個人的にはガオガイガーの帽子が欲しかったが、人気なため売り切れだった。
このほかにも開催当初はかなりの種類のグッズが販売されていたようだが、そのほとんどが売り切れ。今更になって後悔していまった。
墓場の画廊さんは通信販売も行っているということで、後日の販売を期待しよう。
勇者シリーズ復活は全男子の夢
ということで、簡単だったが『大合体!無敵の勇者展』のレポートは以上となります。
僕はかなり遅くいったため、第3週のダグオンとガオガイガーしか楽しむことができなかったが、ぜひともほかの作品も改めて視聴してみたい感じた。それだけでも十分言った価値はあるだろう。
勇者シリーズの放送が終了して20年。その魂はその後も様々なロボット作品に受け継がれた。
最近は少しテイストは変わったロボットアニメが多い中、久しぶりにこういった良い意味でのむさくるしさを感じるロボットアニメが見たい。
20年という節目を迎えて、何か新たな動きを期待したところだ。乾いた世の中にはその熱さが必要。
時代はまさに勇者を求めているのだ!!
(シリーズの後に放送された「Bビーダマン 爆外伝」も大好きだぜ。勇者の魂を引き継いだ最初の作品だと思ってる!)
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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