『ブレイド』脚本家、MCU版に参加しない理由は? ー 「もうやりきった」

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マーベル・スタジオのMCUシリーズが始動する以前、ウェズリー・スナイプスを主演に据えたヴァンパイア・ハンターのブレイドを主人公とした映画『ブレイド』シリーズは、公開から20年以上が経過した今なお根強い人気を誇る作品である。特に『デッドプール&ウルヴァリン』においてブレイドが再登場したことは、多くのファンにとって大きなサプライズとなった。

現在、MCU版オリジナルの『ブレイド』が制作予定とされているが、この企画はここ数年大きな進展がない状況が続いている。

そんな中、海外メディア「Happy Sad Confused」のポッドキャストに出演した『ブレイド』三部作の脚本家デヴィッド・S・ゴイヤー氏は、MCU版への参加を望む声に対し、自身が関わらない理由を明かしている。

”ソーシャルメディアではしょっちゅう、『ブレイド』の新作はゴイヤーにやらせるべきだって言う人がいるんです。面白そうだと思う一方で、今のところは決定版のブレイドをやってしまったんだ。あれは間違いだったかもねと思うこともあるんだ”

ゴイヤー氏としては、自身が望む形の『ブレイド』をすでに描ききっているという思いが強く、あえて新たに作り直す必要性を感じていないようだ。つまりは”やりきった”といった意味合いだろう。

『デッドプール&ウルヴァリン』でウェズリー・スナイプス版のブレイドがサプライズ登場したことについては「混乱した」とも述懐している。

MCU版『ブレイド』はマハーシャラ・アリ主演で制作されることが発表されていたが、監督の度重なる降板や脚本の再執筆などにより、いまだに撮影すら始まっていない状況である。

マーベル・スタジオ内でも本作の制作優先度は下がっているとされているが、新サーガ内での公開の可能性は依然として残っている。

なお、2021年公開の『エターナルズ』では声のみの出演という形で先行登場を果たしており、2025年配信予定のアニメ『マーベル・ゾンビーズ』でも、マルチバースを舞台にブレイドが登場することが明らかになっている。

果たして新たなブレイドが再びビッグスクリーンで活躍する日は訪れるのか。今後の続報に注目したい。

早くブレイドが観たいぞーー

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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