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DCEUシリーズの最新作として配信を控えていた『バットガール』に関して非常に残念な情報が入ってきた。
海外メディアの報告によると、今作はHBO Maxでの配信は行われないことが伝えられた。また以前にウワサのあった劇場公開もなくなったということで、今作が公開されることはないと伝えている。
『バットガール』はすでに撮影も終了しており、試写を行いながら編集作業を行っている途中だった。
制作費用についてはコロナ禍によって約9,000万ドルに増大しており、この費用回収が今回の映画公開で行われない方針になったとのことだ。
詳しい理由については公式に明かされていないが、レポートでは節税によるものだとしている。
HBO Maxでの配信、または劇場公開によって得られる収益よりも、今作を公開しない判断のほうがワーナー・ブラザース・ディスカバリーによっても残るキャッシュが大きいようだ。そのため今回の映画を別のスタジオに売却するといったこともない。
報告されている理由はあくまでビジネス上のものであり、映画としてどこに問題があって公開中止に至ったのかの理由は定かではない。
一方で主演のレスリー・グレイスと『Ms.マーベル』も制作したビラル・ファラー監督と、アディル・エル・アルビ監督とは今後も積極的に作品の計画を行っていくとしているため、バットガールの計画自体が全くの白紙にされたわけではないようだ。
『バットガール』はこの他にもマイケル・キートン演じるブルース・ウェイン/バットマンや、J・K・シモンズ演じるジェームズ・ゴードンも再登場することから話題になっており、同じくDCEUシリーズの映画『ザ・フラッシュ』との出来事も関係しているとされていた。
今回の報道を受けて一部では『アクアマン』続編にバットマンとしてサプライズ出演することが判明したベン・アフレックが、降板から復帰に切り替わったのではないかとされており、そのために『バットガール』の公開の計画も変更になったのではないかと推測されている。
さらに『バットガール』と関係があるとされていた、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のスピンオフ『ブラックキャナリー』にも影響があるのではないかと言われているが、こちらについては公式に中止などの情報は入ってきていない。
ファンにとっては公開が近づくにつれて期待値も上がっていただけに非常に残念な情報となった『バットガール』の公開中止。
ワーナー側がどのような方針をもってこの決定を下すことになったかはわからないが、少なくとも今回の報道で怒りの声を挙げているファンたちが納得するような作品展開をしてもらいたいところだ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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