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昨年夏ににわかに発生したMCUからのスパイダーマン離脱問題。ウォルト・ディズニー社とソニー・ピクチャーズとの間で利益などに関する折り合いが合わず、一時は離脱確実までともいわれた。
しかしスパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドが仲介に入ることによって事態は収拾、無事に『スパイダーマン3』がMCU作品として今後も製作されることになった。
最近トム・ホランドは当時ことを振り返り、万が一スパイダーマンがMCUから離れた場合の案も素晴らしいものだったと明かした。
『スパイダーマンの未来は非常に明るい』
MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドは、海外メディアのMTVインターナショナルのインタビューに答え、スパイダーマンがMCUから離脱した場合にソニー・ピクチャーズが用意していた案も素晴らしいものだったと振り返った。
実際にどのようなアイディアがあったのかは明かしていませんが、ソニー独自のスパイダーマンの世界を拡大していくには十分に素晴らしいものだったとのこと。
ソニー・ピクチャーズは現在独自のシリーズとして『ヴェノム』や『モービウス』を展開しており、いずれの作品もファンから注目を集めている。
また『アメイジング・スパイダーマン』が製作されていたころからヴィランチーム『シニスター・シックス』の実写映画化もあり、ひょっとすると再びその計画を動かそうとしていたのかもしれない。
結果的にはディズニーとソニーが新たな契約で合意に至り、スパイダーマンはMCUに残留することになっている。
トム・ホランドはそのことについてもコメントを残している。
トム・ホランドはスパイダーマンの離脱問題に関してひそかに関係者に接触して話し合いをしていたようで、ボブ・アイガー氏に直接電話をして引き留めようとしたとも伝えられている。まさにスパイダーマンを救ったヒーローも言える。
ソニー・ピクチャーズが計画していた素晴らしいアイディアというものがどういったものなのかはわかりませんが、そのアイディアが今後のシリーズ展開のエッセンスになることを願っています。
シリーズ最新作の『スパイダーマン3』は2021年7月16日に全米公開予定、ソニー・ピクチャーズのスピンオフ映画『モービウス』は2020年7月31日、『ヴェノム2』は10月25日に全米公開予定。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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