『ハーレイ覚醒』からジョーカーを除外したのは”意識的” - マーゴット・ロビーが理由を明かす

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米国で公開が迫るDCコミックス映画最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。それに先駆けてプレス向けのイベントが開始。主演のマーゴット・ロビーをはじめとしたキャスト陣や監督、脚本家たちが集合して質問に答えました。

今作ではハーレイの最愛の恋人であるジョーカーは登場せず、むしろ2人は破局していることが予告編からも明らかになっています。

なぜそのようなことになってしまったのか?マーゴット・ロビーはジョーカーを除外した理由について明らかにしました。

当初から破局せさる必要があった

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』で主演を務めるマーゴット・ロビーはイベントの中で、ジョーカーが今作で登場しない理由を明かしました。

Margot Robbie Says It Was a “Conscious Choice” to Remove Jared Leto’s Joker From Birds of Prey

『(最初の段階では)ハーレーとジョーカーの完全なストーリーをやるか、またはジョーカーを映画から外さなければならなかった私はガールズギャング映画でのハーレイを見たかったですし、ガールズギャング映画を作ることに対する市場のギャップも感じていました。誰もそれをやっていないような気もした。特にコミック映画なのにどうしてやらないのか理解できませんでした。』

マーゴット・ロビーは当初からガールズギャング映画として今作を製作したいと構想した結果、ストーリー的にジョーカーを外さなければならなかった選択をしたとのこと。彼女の構想は以前からもコメントされており、ようやく夢が叶った映画であるともいえますね。

『最初の段階から(ジョーカーとの)破局をしなければならないという意識的な選択をしました。頭の中では「スーサイド・スクワッド」のラストと「バーズ・オブ・プレイ」の最初までの間に何があったかのバックストーリーを持っています。』

2016年公開の『スーサイド・スクワッド』のラストでは、地球の危機を救いながらも再び刑務所へと収容されたハーレイ・クインは、ジョーカー率いるギャング集団によって脱獄しています。その後の消息は描かれていませんが、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』ではジョーカーと破局という真逆の展開を迎えていました。

マーゴット・ロビー自身はその間で起きた出来事のストーリーを持っているとしていますが、ロビーは『険しい道のり』だとも付け加えています。

おそらくサプライズ的にジャレッド・レトが演じるジョーカーが登場することも望みは薄そうですが、マーゴット・ロビーが持つバックストーリーがいつか映画の中で明かされることを願いましょう。少なくとも今作と『スーサイド・スクワッド』は繋がりを持った作品として構想されているというのもわかりました。
2021年に公開される『ザ・スーサイド・スクワッド』ともどのような繋げ方をしていくのかを期待して待ちましょう。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2020年3月20日に日本公開予定です。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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