ライアン・ジョンソン監督、『最後のジェダイ』への猛批判に言及 ー 「もっと好きになった」

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『スター・ウォーズ』シリーズの続三部作の『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』をめぐる評価はいまなお過熱することがある。

以前にはルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルでさえも映画を批判していたが、ライアン・ジョンソン監督がイベント登壇のなかで、当時のファンの反応とファンコミュニティへの向き合いについて語った

まず強調されていたのは、監督が新作の『スター・ウォーズ』を手がけていない理由が「『最後のジェダイ』への批判」ではないという点である。会場での質疑に対し、ジョンソン監督ははっきりと否定したうえで、むしろ公開後のやり取りが彼の“スター・ウォーズ愛”を強めたと述べている。

”(批判が理由かと問われて)全く違う。むしろそれは、また作りたいと思わせる理由になった。私は生まれつきのスター・ウォーズファンだし、ファンがこの世界に情熱を持っていることもよくわかっている。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで、議論になる。それは昔から変わらない。公開以降、本当に多くの人と話してきた。彼らはスター・ウォーズやこの映画に深い結びつきを持っている。結果として、観客と交流した体験は、自分が作ってきたどの作品よりも前向きだった。最後には、作る前よりもスター・ウォーズのファンコミュニティがもっと好きになったんだ

ジョンソン監督しては多くの批判については、「スター・ウォーズファンならば当然」といったニュアンスで、自身もファンであることをコメントしながら、ネガティブな体験にはなっていないと言及した。

ライアン・ジョンソン監督はさらなる『スター・ウォーズ』映画の製作を予定しているが、最近の情報では、企画がそもそも初期的で、明確なアウトラインや製作のゴーサインまで到達していなかったことが示されている。つまり、プロジェクトの消滅のウワサはジョンソン監督にあるわけではなく、企画段階の浅さやスケジュール事情にあることの可能性が高いだろう。
またルーカスフィルムがリソースの集中を行っているために、無理に同時進行で映画の製作を進めていない事情も絡んでいる。

『最後のジェダイ』については今後も議論を巻き起こしてきそうだが、ジョンソン監督が手掛ける新たなスター・ウォーズ映画がどのようなものなるかは注目をしておこう。

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ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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