本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
MCUシリーズの異色作『エターナルズ』は、公開当時から評価が大きく割れ、映画批評サイト「ロッテントマト」ではMCU作品として初めて「腐った」評価となり、シリーズ低迷を象徴する作品として語られている。
この『エターナルズ』を手がけたクロエ・ジャオ監督が、制作体験と公開後の評価についてハリウッド・レポーターのインタビューで語った。ジャオ監督は当時の心境を整理しつつ、本作が『ノマドランド』と連続した“濃密な時間”だったと振り返っている。
『ノマドランド』はアカデミー賞で作品賞などを受賞する高評価を得ており、『エターナルズ』との落差も話題となった。ジャオ監督は作品を世に送り出した後は評価を制御できないとし、創作の「不完全さ」を受け入れる学びがあったと語る。
当時はコロナ禍での公開や、MCUシリーズのマルチバース・サーガの方向性が定まっていなかった時期で、“詰め込み感”が指摘されている。
それでもジャオ監督が持ち込んだ壮大なスケール感とエターナルズたちの群像劇は、従来のMCUにはなかった表現であり、シリーズの表現の幅を広げたことは確かだ。実際に『エターナルズ』の根強いファンや、作品を再評価する声は今も存在している。
続編は現時点で動きがないが、海外スクーパーによると単独映画ではなく、アベンジャーズやX-MENとの共演を視野に入れた展開が検討されているという。
今後MCUシリーズでエターナルズがどのように描かれていくのか、新たな展開に注目したい。『エターナルズ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

常人には計り知れないほどのプレッシャーがあったことは間違いないですね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】