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1987年に誕生した伝説のハンター「プレデター」が、ついにアニメーションの世界に降臨する!
シリーズ初のアニメ映画『プレデター:最凶頂上決戦』は、2025年6月6日よりDisney+(ディズニープラス)のスターにて独占配信が開始!
ジャンルの壁を超えて進化を続けるプレデター・シリーズにとって、本作はまさに “新たな狩猟場” とも言える挑戦だった・・・。
“最凶”の名にふさわしい3つの戦場

本作の最大の魅力は、ヴァイキング、戦国時代の忍者、第二次世界大戦下の戦闘機パイロットという、まったく異なる3つの時代を舞台に、プレデターとの戦いを描くオムニバス形式の構成の部分だ。
・血塗られた復讐の旅を続けるヴァイキングの戦士。
・兄との確執を抱え、闇に生きる忍び。
・連合軍のパイロットとして未確認生命体に立ち向かう兵士。
彼らはいずれもその時代における「最強」あるいは「最凶」の存在なのだが、プレデターにとっては “獲物”。
狩る者と狩られる者が入れ替わる、緊張感あふれる構図が全編を通して描かれている。
3エピソードともに、ドラマ性を十分に含みつつテンポよく展開し、短編ながら満足度は非常に高い。歴史もの、戦争もの、時代劇といったそれぞれのジャンル的演出を巧みに取り入れている点も印象的だ。
ダン・トラクテンバーグ監督の“らしさ”が光る緻密な演出
監督を務めるのは、前作『プレデター:ザ・プレイ』でシリーズを再評価させたダン・トラクテンバーグ氏。
闇に紛れたプレデターがいつどこから襲ってくるかわからないという緊張感が、アニメというフォーマットでもしっかりと演出されているのも注目ポイントだ。
「ヴァイキングパート」では、肉体同士のぶつかり合いと、自然を活かした演出が美しい点が魅力的だ。

忍者パートでは、静と動を巧みに使い分けたカメラワークと間の取り方が秀逸。アニメだからこそのアクションはリアルでは出せない迫力がある。

パイロット編は、空中戦とSF的緊張感が融合した、まさに異色の戦場となっている。

アニメだからこそ描けた“プレデターの真の恐怖”
本作の最大の魅力はなんといっても、「アニメでしかできないこと」に真正面から挑んでいるという部分だろう。
たとえば、プレデターの光学迷彩を突き破る“気配”の演出、目視では見えないプレデターの存在を、色彩・音響・構図などで「感じさせる」表現。これは実写では成し得なかった領域だ。
また、肉体が断たれる瞬間や、忍者の高速な剣戟、プレデターの異星技術を駆使した攻撃の描写など、アニメならではの “動きとタイミング” が戦闘のリアリズムを高めている。
流血・残酷描写も容赦がなく、いわゆる“子ども向けアニメ”とは一線を画すハードな世界観が魅力である。
シリーズファンも、新規視聴者も楽しめる構成

本作は、過去作を知らなくても楽しめる“読み切り形式”でありながら、シリーズファンにとっても「らしさ」をしっかり押さえているのも特徴。
光学迷彩、プラズマキャノン、緑の血液といったおなじみの要素はもちろん健在。プレデターの「狩猟対象の選別基準」や、「誇り高き戦士としての流儀」といった深層的なキャラクター描写にも触れており、長年のファンも納得の仕上がりだと感じる。
また、各エピソードが20分前後で観られる構成も、配信作品としての視聴ハードルを下げているはず。
ちょっと空いた時間に1エピソードずつ観るのも良し、一気に全編を通して没入するのも良し。視聴スタイルを問わない点も魅力である!
最後に:これは“配信だからこそ”観るべきプレデター!
『プレデター:最凶頂上決戦』は、シリーズの伝統と革新が見事に融合したまさに意欲作。
アニメーションであることにより、戦闘のスケールも演出の幅も大きく広がった。時代を越えて描かれる “戦士 vs プレデター” の死闘は、シリーズ史上、もっとも異色で、もっとも熱い!!
2025年6月6日、Disney+(ディズニープラス)での配信開始と同時に、世界中のプレデターが再び動き出す。
最新章を、ぜひチェックしよう!!

出典:『プレデター:最凶頂上決戦』ディズニープラス スターで6月6日(金)より独占配信
© 2025 20th Century Studios
■作品解説:今作では、これまで明かされることのなかった、時代と国を跨ぐプレデターと人類の戦いが描かれる。プレデターと対するのは、息子を連れて血みどろの復讐の旅をするヴァイキング、後継者争いの残酷な戦いの末に武士の弟と敵対する日本の戦国時代の忍者、そして第二次世界大戦中に敵の脅威を調査するために空へと飛び立つ戦闘機パイロット。人類史上最凶ともいえる3人の戦士ですら、プレデターの前では単なる獲物でしかないのか?

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
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