『アンドー』ショーランナー、ジン・アーソとのロマンスに言及 ー 「あれとは矛盾しない」

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※この記事には『キャシアン・アンドー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ『キャシアン・アンドー』では、映画の前日譚として、キャシアン・アンドーが反乱軍に加わるまでの軌跡が描かれている。

キャシアンの物語には、恋人ビックス・カリーンの存在が重要な役割を果たしていたが、彼女は終盤でキャシアンの前から姿を消し、物語の転機となった。もし彼女がそのままキャシアンのもとに残っていれば、彼が反乱軍を離れていた可能性もあるとされている。

最近、ヴァルチャー誌のインタビューに応じた本作のショーランナー、トニー・ギルロイ氏は、『ローグ・ワン』におけるジン・アーソとの関係に触れ、キャシアンのビックスからの心変わりについて語っている。

”『ローグ・ワン』に深く関わった立場から言えば、あの関係性は状況と矛盾していないと思います。ビックスは1年間離れていましたし、最後の場面はもう「男子寮」みたいな雰囲気でしたよね。彼女がどこにいるのかもわからず、彼を置いて去ってしまった。どちらも魅力的で生き生きした人物ですし、ああいう状況で誰かの手を握りたくなるのは自然なことでしょう。そういう展開のほうがクールで面白いと思うんです。もしかしたら『ローグ・ワン』を見返したときに、自分の考えが間違っていたと感じるかもしれませんけどね。”

ギルロイ氏は、キャシアンにとってビックスは理由を告げずに消えた存在であり、『ローグ・ワン』までの1年の間に心境が変化するのも自然な流れであると語っている。

ちなみに、ギルロイ氏は『ローグ・ワン』については改めて見返してはいないそうで、「たまたまテレビで15分だけ観て、『これで全然OK!』って思いました」と話している。

『キャシアン・アンドー』は『スター・ウォーズ』シリーズのドラマとして高く評価されているが、続編の計画は現時点ではない。『ローグ・ワン』という明確な結末があるからこそ、綿密に構成された物語となった。

『キャシアン・アンドー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。

矛盾にもそれっぽい理由があるのは嬉しい

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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