『デッドプール&ウルヴァリン』監督、あの俳優出演の裏話を明かす ー 「高潔さが消え去っていた」

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※この記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの映画『デッドプール&ウルヴァリン』では多くのカメオ出演が確認されており、中でも虚無空間でカサンドラ・ノヴァに立ち向かっていくレジスタンスのヒーローたちは豪華なメンバーが揃っていた。

そのうちのひとり(死亡しているが)として映画冒頭に登場したのが、クリス・エヴァンス演じるヒューマン・トーチだ。

2007年公開の『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』以来のヒューマン・トーチ役で、MCUには『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのキャプテン・アメリカ以来の出演となったことで、多くのファンを驚かせたものとなった。

メガホンをとったショーン・レヴィ監督はクリスの出演シーンについて振り返り、特にポストクレジットシーンでのカサンドラ・ノヴァを口汚く罵倒するシーンの撮影の様子について明かしてくれた

”このシーンは文字通り9分ほどで書きました。多くの映画と違って、私たちはポストクレジットシーンが何になるか、1年以上前から決めていました。常にそうする予定で、譲れませんでした。
そのシーンはものすごく下品なもので、1分間に1マイルも早い言葉が飛び交うシーンなんだ。クリスは何テイクも撮影する必要があると思っていましたが、クリスは台本から外れて、2テイクでそれをやり遂げました。私たちは大笑いしました。それが映画にも反映されています。クリス自身も大いに楽しんだと思いますよ。彼がキャプテンとは全く違うジョニーを演じることで、私たちは映画の恩恵を受けたと思います。キャプテン・アメリカの高潔さと清廉さは消え去ったんだ

またこのジョニー・ストームについてイメージとしたは、クリス・エヴァンス自身にインスパイアされたジョニーだとも話している。

映画ではカサンドラを口汚く罵ったことをデッドプールにバラされたことで、カサンドラに皮を剥ぎ取られて死亡している。メタ的には予算を食ってしまうからともデッドプールが暴露していた。

MCUファンとしてもまさかのクリス・エヴァンスの復活に多くが驚いたことだろう。キャプテン・アメリカとしてはでれなくとも、ヒューマン・トーチとしてはでれるという、ある意味では裏技的なものである。

ちなみに同じく『エンドゲーム』を最後にトニー・スターク/アイアンマン役を卒業しているロバート・ダウニーJr.は、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でドクター・ドゥームとしてMCUに復帰することが決まっている。

まさかのサプライズだらけの映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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