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DCEUシリーズの大ヒット映画『シャザム!』の続編として2023年に公開された『シャザム!神々の怒り』。
残念ながらこの映画は前作ほどのヒットを記録することはできず、映画としての評価もそこまで高くはならない結果となってしまった。
当時はDCEUシリーズがDCUにリブートされることもわかっていたこともあり、終わるシリーズの新作に足を運ばなかったファンも少なからずいたと思われ、そういった外的要因も大きく影響していたと考えられる。
そんな続編映画の不振にビリー・バットソンを演じたアッシャー・エンジェルは海外メディアのインタビューに答え、「ヒーロー映画は難しいジャンルだ」とコメントした。
ここ数年語らえる”スーパーヒーロ疲れ”にも言及しながら、DCやマーベルにかかるプレッシャーも相当大きいことなどにコメントをしている。
仕方ない部分もあると示唆しながらも、映画に参加できたことは肯定的な印象を持っているようだ。
ちなみにインタビューでは『シャザム!3』の可能性にも質問をしているが、アッシャー自身はそれが実現するかはわからないと話している。
DCEUシリーズは、DCスタジオが立ち上げられ、その代表となったジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏によって新たにDCUシリーズにリブートされることがアナウンスされている。アッシャー・エンジェルの言うところの「新しい人が来て引き継ぐ」とはまさにこのことを指している。
DCEU自体も迷走をしていただけに、改めて立て直す決断は懸命だったとも言えるが、同時に一部の人気のあるキャラクターも切り捨てることになることは、産みの苦しみみたいなものだ。
おそらくシャザムもその一人で、DCUシリーズでシャザムが登場するかははっきりしていない。少なくとも現状で彼が登場する作品のアナウンスはないため、ほぼリブートされると思っていた方がいいかもしれない。
アッシャー・エンジェルを含め、『シャザム!』で子役として出演していた俳優たちもすでに大人になっており、「子供の変身ヒーロー」というコンセプトも崩れてきている。
そういった状況を考えれば、改めてコンセプトを立て直した方が、シャザムというヒーローも別の描き方ができるかもしれない。
いずれにしても『シャザム!』の新作はしばらくはみることはできない。今後DCUシリーズがどのような展開をしていくのか注目をしておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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