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MCUシリーズで歴史に残る大ヒットを記録した映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
今作ではラスボス・サノスとアベンジャーズたちの大規模な戦いとその終わりを描いた作品としても、シリーズにおける大きな区切りになった作品でもあった。
映画ではブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフがソウルストーンの生贄として、アイアンマンことトニー・スタークがインフィニティ・ストーンを使ったスナップすることでサノスとその軍隊を、自らを犠牲にして灰へと化し、全宇宙を救っていた。
アベンジャーズの初期メンバーとして活躍してきた二人のヒーローが死亡しただけでも大きな衝撃ではあったが、なんと当初はマーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギ氏の案により、初期の6人全員が死亡するアイディアもあったことを、今作のジョー・ルッソ監督が明かしてくれた。
またアンソニー・ルッソ監督はこのアイディア自体が超初期の段階のものだとして、実際に脚本に落とし込まれたことはないとも明かしている。
おそらくはファイギ氏のちょっとしたつぶやきベースだったのかもしれない。
それでもそのような狂気的なアイディアをMCUシリーズのトップが持っていたことは驚きではある。実際に6人が死亡してしまったら、それ以降の『ソー:ラブ&サンダー』や『シー・ハルク』、『ホークアイ』などの作品の計画にも大きく影響していたことは間違いないだろう。
ナターシャの死については単独映画で前日譚の『ブラック・ウィドウ』で扱われ、トニーの死は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でその影響が扱われていた。このほかにもアベンジャーズのメンバーとして死亡しているのがティ・チャラ/ブラックパンサーではあるが、物語の上での死亡ではないため、次なる新作でどのように扱われていくのか気になるところだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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