『ブラックアダム』、なぜ『シャザム!』から分割して単独映画になったのか? ー ドウェイン・ジョンソンが明かす

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ついに予告編が解禁されたDCEUシリーズ最新作『ブラックアダム』
今作はシャザムとは対になるような存在のヴィランでありダークヒーローで、神々のスーパーパワーを持つブラックアダムのオリジンを描いた作品となっている。

そんなブラックアダムがなぜ『シャザム!』で登場せずに単独映画として独立することになったのだろうか?その経緯を主演のドウェイン・ジョンソン海外メディアのインタビューのなかで振り返っている。

『おそらく5、6年前の当初の計画ではシャザムブラックアダム2つのオリジンストーリーを同じ映画で描かれることになっていました。それが私たちが最初に取り組んでいたものです。台本が届いたとき、私は「2つの映画として分離したほうが良い。シャザムを称えながらブラックアダムの話もしなければならない。コミックファンでなければ殆どの人が彼のことを知らないので、分割して物語を描くことが重要だ」とすぐに思いました』

どうやら元々はシャザムとともにブラックアダムもひとつの映画でのオリジンストーリーを盛り込んで描かれることが想定されていたようだ。
ただあまりにも情報量の多いふたりのキャラクターなだけに、どちらか一方でないと理解してもらえないとドウェイン・ジョンソンは判断したようだ。

この判断についてプロデューサーのひとりであるボー・フリン氏も「ドウェイン・ジョンソンの本能は並外れていた」とコメントしている。

結果的に先に公開された『シャザム!』は大ヒットを記録して、次回作『シャザム!フューリー・オブ・ザ・ゴッズ』の公開も控えている。それまでにライバルであるブラックアダムの映画が公開するのだから、今後ふたりが激突することになれば物語により深みが増すことは必然と言えるだろう。

数年前にはそれぞれの単独映画のあとに『シャザム!VSブラックアダム』の映画が製作されるとも言われていたため、今後の展開次第ではこの対決映画が実現するかもしれない。

これらはシャザムユニバースと言っても過言ではない広がりを見せようとしている動きではあるが、『シャザム!』も『ブラックアダム』もDCEUシリーズに属したシェアード・ユニバース作品のひとつであることを忘れてはいけない。今後ジャスティス・リーグなどの他のヒーローやヴィランたちとの共演にも期待をしたいところだ。

『ブラックアダム』は2022年12月2日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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