『ドクターストレンジMoM』脚本家、『ロキ』シーズン2の影響に言及 ー 「調べる必要はある」

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MCUシリーズの新作として公開された映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、映画で本格的にマルチバースを扱った作品となっており、今後のシリーズの展開にも大きな影響を与えていくと考えられている。

そんな今作で脚本を務めたマイケル・ウォルドロン氏は海外メディアのTheWrapとのインタビューのなかで、同じく脚本を執筆している『ロキ』のシーズン2への影響についてコメントをしてくれた。

『幸いなことに私は「ロキ」に(参加している)男でした。助かりました。少なくとも「ロキ」を台無しにしてしまうことはないようにできたのです。(「ドクターストレンジMoM」は)私が自分に与えることができる贈り物です。この作品たちを調和させていきます。まだどうなるかはわからないですが、この映画の出来事をTVAのレンズを通してどのように観測されているのか、クロノモニターでどのように見えるのか、それはまだわかりません。調べていく必要がある。』

マイケル・ウォルドロン氏は2021年にDisney+ (ディズニープラス)で配信された『ロキ』シーズン1の脚本も手掛けており、『ドクターストレンジMoM』公開前は2つの作品が何かしらの関係を持つのではないかと予想されていた。

『ロキ』では唯一の時間軸である神聖時間軸を管理する組織のTVAの存在が明らかにされており、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のなかで知らずにマルチバースの分岐を引き起こしてしまったロキが四次元キューブを持ったまま連行されていた。

その後はマルチバースをめぐりながらロキの変異体であるシルヴィと共に、TVAの黒幕であり、神聖時間軸を作り出した”在り続ける者”と対峙し、シルヴィが彼を殺害したことで無限の可能性を秘めたマルチバースが解放されるといった結末になっていた。

シーズン2は衝撃的なシーズン1のラストの後の物語になることが予想されるが、その間に『WHAT IF…?』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や『ドクターストレンジMoM』などでマルチバースの存在が明らかにされて、様々なキャラクターが登場していた。。これらの出来事をシーズン2でどのように扱っていくのか注目すべき点だろう。

今のところ『ロキ』シーズン2の配信日についてはアナウンスされていないが、今作はすでに撮影を開始しているとされている。
2023年2月には在り続ける者を演じたジョナサン・メジャーズ『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』で征服者カーンを演じることになっているため、この映画もまた『ロキ』シーズン2と関係してくるか気になるところだ。

今後『ロキ』シーズン2の新たな情報が入り次第お知らせをしていく。

ゆとぴ

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