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MCUシリーズのすべてを指揮しているマーベル・レジェンド代表のケヴィン・ファイギ氏は、ファンからも認められるほどに才能のあるクリエイターでありプロデューサーだ。彼がいたからこそいまのマーベル人気はあると言っても過言ではなく、ファイギ氏なくしてMCUシリーズを語ることはできないだろう。
そんなファイギ氏が映画の試写中に見せるある癖について、『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『エンドゲーム』なども撮影している監督のひとりであるジョー・ルッソ監督は海外メディアのインタビューのなかで明らかにした。
なんとも人間らしいエピソード。ファイギ氏は試写の段階で興味深いシーンには顔を近づけて映像を見て、そうではないシーンでは背もたれにもたれているとのことだ。これは意図したものではなく、自然な振る舞いだというのだから、本当に映画やこういった作品への愛が強いのだとも言えるだろう。
ファイギ氏はファンが望むもののさらに先、ファンですら気づいていない需要を汲み取ることが巧みで、それがMCUシリーズの数々のサプライズを実現してきた。
もはやストーリーも予想することは難しく、その予測不可能っぷりがMCU映画をアトラクションのような高揚感を与えてくれるのだ。
どのようにしてそんな術を会得したかは気になるところだが、やはり彼自身の天性の勘のよるものがあるのだろう。もはや天才の所業である。
そんなケヴィン・ファイギ氏が手掛けるMCUシリーズにほとんどは現在Disney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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