本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
※この記事には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
MCUシリーズの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、監督にサム・ライミを迎えることによって、当初から目指していたホラー映画としての新たな道をMCUにおいて開拓することに成功している。
そのなかで犠牲となってしまったキャラクターもいるが、このアイディアのがどこから生まれたかについて脚本家のマイケル・ウォルドロン氏が海外メディアのローリングストーンとのインタビューのなかで明らかにしている。
※この記事には『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
ウォルドロン氏は劇中に登場したイルミナティのメンバーがスカーレット・ウィッチによって倒されていくシーンについての製作経緯を明らかにした。
イルミナティの死亡シーンについてはアイディア元はサム・ライミ監督で、それを完成させたのがウォルドロン氏であったとのこと。いかにもライミ監督らしいアイディアと言える。
このシーンは”スプラッター映画”の先駆者とも言えるサム・ライミ監督ならではの殺し方(それでもマイルドになっているが)で、瞬く間に敗れていくヒーローたちに多少のショックを受けたファンもいたことは確実だ。ただ逆に言えばライミ節が最も発揮されていたシーンのひとつだったとも言える。
劇中でのイルミナティのメンバーは、自身の世界に侵攻してきたスカーレット・ウィッチに対して、モルド以外のメンバー総動員で挑んでいった。
しかしブラックボルトは力を発揮する間もなく口をふさがれて脳が破裂し、ミスター・ファンタスティックは細切れ、キャプテン・カーターは投げ返された盾で腹部を切られ、キャプテン・マーベルは巨像に押しつぶされ、そしてプロフェッサーXまでもが首を折られて死亡した。
MCUシリーズへの登場が待ち望まれたキャラクターたちだっただけに、この容赦のない演出はある意味では元のアメコミっぽさも醸し出しているとも言える。
いままでのMCU作品のなかでも最も異彩な”狂気”を放つ『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日より日本でも劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】