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MCUシリーズとして大ヒットを記録した映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
今作は過去のスパイダーマン映画からのヴィランなどが登場しており、そのなかでもデザインをそのままにして再登場させることから、かつての映画で使用されていたセットやプロップを参考にして作り直していると言われている。
そんな今作でプロップの製作を行ったラッセル・ホビット氏は海外メディアのインタビューのなかで、具体的に作り直さなければならなかったプロップについて明らかにしてくれた。
パンプキンボムはご存知の通りグリーンゴブリンが使っている小型の爆弾で、予告編を始め、激獣でも使用されていた彼を代表する武器だ。
デザイン自体はサム・ライミ監督版の『スパイダーマン』のものを踏襲していたが、当時撮影で使用されていたものはほとんどが腐ってしまって使い物にならずに、改めて見た目をそのままに作り直したことをホビット氏は振り返った。
ソニー・ピクチャーズは今回の撮影のためにいくつかの小道具を貸し出す協力をしていたようだが、なかには一つしかないものがあり、撮影で複数必要なものは複製もしていたと話してくれた。
おそくら通常のマーベル映画のなかでもこういったプロップ製作により時間がかかっていたのではないかと思われ、非常に特殊な環境で撮影が進められていたことがわかる。
かつてのヴィランやスパイダーマンたちが、かつての姿で再登場している『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は現在デジタル配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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