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※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
日本でも大ヒットを記録している映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
今作では多くのキャラクターが登場することでも話題になっており、過去のスパイダーマン映画を追ってきたファンならばより一層楽しむことができる映画となっている。
そんな今作に登場した”あのキャラたち”がなぜ、カメオ出演レベルではなく、大きな役割を果たすことになったのかを、脚本家のひとりであるエリック・ソマーズ氏が海外メディアのゴールドダービーのインタビューに語った。
※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
ソマーズ氏は『ノー・ウェイ・ホーム』に登場したトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが演じる別世界のピーター・パーカー/スパイダーマンがなぜメインの活躍をしたかについて話してくれた。
二人のレジェンド級俳優によるスパイダーマンをただの数分で終わってしまうようなカメオ出演レベルにしなかったのは非常に賢明な判断だったと言えるだろう。
カメオ出演でも目立つことは確かではあるが、それはトム・ホランドのスパイダーマンの影を薄くしてしまうだけで、同時に物語の主軸にも大きく関わることは難しかったはずだ。物語に関わらないのならば言ってしまえば”無駄な演出”とも言うことができる。
しかししっかりと登場時間が設けられ、主軸のストーリーに関連させることによって、二人にスパイダーマンへの尊重はもちろん、トム・ホランドのスパイダーマンの成長物語にとっても大きな役割を果たすことができたのだ。
現にソマーズ氏もピーター・パーカーの物語を常に中心にしていくことを念頭に置いていたことを明かしている。
同じ理由によってチャーリー・コックス演じるマット・マードック/デアデビルは短い出演時間になっているとも話していた。
多くのキャラクターが登場していても主軸の物語がぶれないことによって、見事にピーター・パーカーの成長物語としてまとまっている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。改めて今回のことを頭に入れながら今作を劇場で見返すのも面白いかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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