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マーベル・スタジオの公式本である「The Story of Marvel Studios:The Making of the Marvel Cinematic Universe」では、様々な映画やドラマに関する裏話が掲載されファンの間で話題となっている。
今回は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の製作当時に触れ、実は当初4つの短編映画として展開するアイディアがあったことを、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏が明かしている。
・Marvel Almost Introduced Guardians of the Galaxy Heroes in Four Solo One-Shot Short Films
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一気にキャラクターを紹介してチームを結成するわけではなく、各キャラクターを短編映画で掘り下げてからガーディアンズに至るまでの流れを構築しようとしていたことを明かした。要はMCU初期の『アベンジャーズ』までの流れに似ているものを想定していたと思われる。
媒体についても当時はDisney+ (ディズニープラス)もなければ、配信ドラマといった選択肢もなかったため、短編映画という形態になったのだろう。
しかしこの計画は単純に作品が多かったことから却下され、この後の展開はすでにご存知の通りだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は映画が公開される前はマーベルにおいてもマイナーな部類のキャラクターで、その成功に疑問視する声も聞かれていた。それが下馬評を覆す形で大ヒットし、今ではアメリカのディズニーにアトラクションができるほどの人気キャラクターへと成長した。
このような賢明な決断の積み重ねでいまのMCUシリーズがあることを改めて確認させられるエピソードだった。
最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』は2023年5月5日に全米公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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