本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
ウーヴェ・ボル監督が手がける新作映画は、当初『ダークナイト』というタイトルで発表されていたが、すでに存在するクリストファー・ノーラン監督によるDC映画『ダークナイト』との混同を避けるため、正式にタイトルを『Citizen Vigilante』へと変更することが明らかになった。
このタイトル変更については、制作サイドとワーナー・ブラザースとの間で非常に友好的な協議が行われたとボル監督が語っており、ワーナーの意向を尊重する形で決定されたという。加えて、プロデューサーのマイケル・ローシュ氏によれば、ファンからもタイトルの変更を求める声が多く寄せられていたことも後押しになったとのこと。
『Citizen Vigilante』は、過去に複数の女性から性的言動を告発され俳優業から距離を置いていたアーミー・ハマーの復帰作品としても注目を集めている。ハマーは本作でサンダース役を務め、自らの手で犯罪者を裁く“自警団”的な存在として描かれる。
物語の舞台は明確にはされていないものの、全編クロアチアのザグレブで撮影が行われており、ヨーロッパ圏での出来事であることが演出からも伺える内容となっている。劇中ではサンダースの活動がSNS上で拡散され、次第に世間からは正義の象徴として英雄視されていく様子が描かれ、現代社会におけるSNSと正義感の暴走というテーマにも切り込んだ作品となるようだ。
タイトルが変更されたことで、よりオリジナルな作品としての立ち位置を強調する形となった『Citizen Vigilante』。アーミー・ハマーの俳優復帰とあわせて、今後の動向に注目が集まる一作となりそうだ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】