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『やっとやるべきことがわかったんだ。そして、心から思っている。それは正しいと』
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2020年10月26日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
販売方法 | 店舗限定(魂ウェブ商店) |
作品 | 『アイアンマン』 |
S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manのパッケージ
まずはパッケージから。前面にはスーツ姿のトニー・スタークと、薄く洞窟でマーク1を製作するトニーが映っている。
裏面には『アイアンマン』のシーンを再現した写真も。
ブリスター状態。実質1.5体分の内容量となっている。
S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manの本体
早速取り出して、S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manを見ていこう。まずは本体をぐるっと。
トニー・スターク名義のフィギュアーツとしては2度目の立体化、素顔ヘッドが付属という点で見れば4度目となる、MCUの中でも素顔パーツが多いトニー。
今回は『アイアンマン』において序盤での姿を立体化しているためスーツを着た格好を立体化している。全体的なスタイルは特段違和感はなし。スーツのカラーリングもおおむね劇中に近く仕上がっているでしょう。
バストアップ。現実の時間でいうと約10年ほど前のロバート・ダウニーJr.のフェイスを再現しているため、若干若くなっている。
デジプリによって目やひげなどの塗装が再現されている。ツイッター上ではプリントのズレも報告されていたが、今回の個体は特にそのような感じはしなかった。
造形としてはおおむね良好だと思われる。厳しめに見ると目がクリっとしている感じが少し気になる。確かにRDJは目が特徴的だが、少しアニメチックな感じもしてしまう。
ひげの表現なんかは素晴らしく、髪型も違和感のない再現となっており、毛量なんかも最適だと思われる。
胸にはネクタイ。固定なので動かしたりはできない。
ジャケットは軟質によって再現されている。ボタンが2つとも止められるという珍しい着方。上部のボタンを閉めた時にできるしわの感じが非常にリアルだ。
背中は腰の可動範囲の確保のためにぱっくりと分割されている。
腕は特に違和感のない造形に。スーツであるため肩の角ばった表現も、肩のカバーをうまく使うことで表現しているのはお見事。
手には浮き上がった血管も確認できる。
脚は正面から見ると可動軸が見えなくなっているため、ビジュアル的には素晴らしい。膝裏にはさすがに可動軸が見えるが、色を合わせているので、問題ないだろう。スーツのしわの寄り方も十分な造形だ。
靴は革靴となっており、光沢感も再現。
数年前に発売された、S.H.フィギュアーツ トニー・スターク(アイアンマン3版)と比較してみよう。
服装の違いがあるのため、全体的に体の太さが異なる。身長自体はほぼ同じぐらい。
ヘッドを比較するともはや別人。頭の大きさは髪型のせいもあると思うが、それでも今回のBirth of Iron Manの方が大きく見える。
やはり技術力は徐々に上がってきていることも伺えるだろう。
直近でのトニー・スタークのヘッドがついたアイテムとして、S.H.フィギュアーツのアイアンマン マーク85 Final Battle Editionと比較してみよう。肌の色がかなり異なるのがわかる。状況が異なるシーンを再現しているというのもあるが、FB版の方が異様に白くは感じる。顔の大きさも微妙に異なる気もする。そしてやはりBirth of Iron Manの方が幾分か若く感じるのもわかる。
S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manの付属品一覧
次は付属品を見ていこう。こちらは手刀の形をした手首パーツで、両手分付属。
こちらは開き手パーツ。少し力を抜いたような形となっており、両手分付属。
こちらは携帯電話を持つための手首パーツ。右手首のみ付属。
ちなみに今回付属する手首パーツは『アイアンマン3』版のトニー・スタークにも使いまわすことができたが、肌の色の違いや、若干手が大きく感じる気もする。
気にならなければ手首のバリエーションとして流用してみるのも良いかもしれない。
こちらは後程紹介する洞窟シーンでのトニーの手首パーツ。グローブをしているため、カラーリングもそれに合わせて、溝なども墨入れされている。こちらは両手分付属。
こちらはトンカチなどを持つための持ち手首パーツ。両手分付属している。
そしてこちらは携帯電話。スマートフォンかと思ったが、ボタンがあるため厳密にはガラケーかな?(米国ではこのタイプの携帯をなんというのだろうか?)
ちなみに色は真っ黒だが造形自体は細かい。
そしてこちらはサングラスをしたトニー・スタークヘッド。サングラスのみではなく、ヘッドごと付属している。
サングラスのカラーもオレンジでしっかりとクリアパーツが使用されている。
こちらはマーク1のマスクをたたくときに使ったトンカチ。結構リアルな塗装が施されている。
マーク1のマスクをつかむための火箸。開くことはできないが、先端にマーク1のマスクを挟むことは可能。
そしてこちらがマーク1のマスク。別売りのS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク1のマスクと同じものを使用している模様(予想などの一部の違いはあり)。
そしてマスクをたたく際に使うアンビル。
こちらは上半身を差し替えるときに使用するトニー・スタークのおなかパーツ。
そしてこちらが1.5体セットともいわれる所以である、洞窟でのアイアンマン マーク1製作シーンを再現する上半身パーツだ。
取り付けるとこのようになる。
基本的に下半身は同じだが、一気に雰囲気が変わるのが素晴らしい。なかなか大胆な交換となっている。
バストアップ。おそらくフェイスについては共通のものを使用しているようだ。髪型は前髪部分がみだれているのが特徴的。ちなみにサングラスをしたヘッドパーツなども使いまわすことが可能。
胸にはタンクトップの下から浮かび上がるアークリアクターの光を再現。もう少しぼやかせた方が良かった気がする。
おなかのしわなんかもリアル。ちなみに先ほど紹介したおなかのパーツは特に見え隠れするというわけでもないらしい。
背中側はこんな感じ。浮かび上がる背筋もリアル。
腕は肌を露出している。肩回りが滑らかなシルエットになっているのが良い感じ。筋肉の表現もおおむね良好。腕にはグローブをはめているため、スーツのトニーの手首パーツの流用は厳しい。
S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manの可動範囲
次は可動範囲を見ていこう。まずはスーツのトニー・スターク。首の回転は広めで肩の可動範囲も広くなっているが、回転させるときは肩のカバーパーツがずれるのであまりしない方がよさそうだ。
首の前後可動も広くなっている。
腰はのけぞりが自然な形ですることができる。
腰の回転はギチギチ音がなるが、回転自体はできる。ただ上半身の交換ギミックのためか少し外れやすいので、あまり大きくは回さない方が良いかも。
開脚も意外と広く動かせた。接地性は微妙。
次は製作シーンのトニーの可動範囲。首の回転は広くなっており、肩の可動も良好。ただスーツ同様に肩の回転をすると肩のカバーパーツがずれるのは同じ。
首の前後は広い。
腰、というより胸下の前後可動も広くなっている。
腰回転はタンクトップの裾と腰のベルトがぴっちりはまっているため、あまり回らなかった。
S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manのアクション!
Youtubeでもレビューしていますので、ぜひご覧ください!
ということで、S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manのアクションをしていこう!まずはスーツのトニーから。
携帯電話は専用の持ち手がありながら結構滑り落ちるので紛失注意。
この角度で見ると、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で英雄となったトニー・スタークのポスターの写真っぽくなる。
サングラスをしてファンに手を振る。
サングラスをすると一気にトニー・スタークのイメージにな気がする。
少し手首が大きく感じる・・・?
トニー『紹介しよう・・・ジェリコ・・・!』
スターク・インダストリーズの新兵器を紹介するトニー・スターク。まさかこのシーンがフィギュアーツで再現できるとは思わなかった。
そしてテン・リングスに襲撃され、岩陰に隠れながら携帯を使うトニーも。岩のジオラマなどがあればより臨場感でるね。
そして自分の会社の爆弾に吹き飛ばされる。顔が無表情なのがシュール。
目が覚めたら胸には爆弾の破片を心臓に達するのを止めるための磁石が埋め込まれていたトニー。
その後洞窟でアークリアクターを製作し、脱出するためにインセンとともにアイアンマン マーク1を作ることに。
基本製作シーンを再現するための上半身だが、トンカチがあるので戦闘シーンとかもやってみる。
そしてマスクの製作シーン。カンカンとたたく音が印象的だった。
この商品の致命的な部分は、いろいろなパーツがつくわりにそれを置くための台が無いということ。ちょうどよい高さの台が無いと、マスクの製作シーンを再現することができないのが残念過ぎる。ちなみにこれは岩肌のジオラマシートを使って撮影しているが、やはり微妙に高さが合わなかった。
ここまでパーツが揃っているのにもったいない。
マスクを冷やしてテーブルに置くシーンも印象的だった。
そしてマーク1組み立てるトニー。
同時にS.H.フィギュアーツのアイアンマン マーク1が発売されたのもよかった。
厳密にがっつりとスーツを組み立てていくシーンはなかったので、あくまで妄想シーンということで。
火炎放射のテストをするトニー。インセンがいればもっと楽しいかも。S.H.フィギュアーツ インセンくる??
まさに伝説の始まるといった感じ。
ということで最後は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのトニー・スタークと並べて終わり。
以上、S.H.フィギュアーツ トニー・スターク Birth of Iron Manのレビューでした。
全体的にはボリューミーな内容で、十分にいろいろなシーンの再現ができた。トニー・スタークのヘッド自体も徐々に再現度が上がっていっているのを感じた。あともうすこしといった感じだろうか。
スーツのボディや製作シーンでのタンクトップボディは非常によくできており、しわの感じや筋肉の造形も申し分なしといえるだろう。可動については特に気にする必要もないぐらい良く動かせた。
付属品は非常に豊富だし、印象的なシーンの再現もはかどったが、やはりアンビルなどを置くための台が無いのは残念。付属すればその分値段が高くなるのは必至ではあるが、やはりあるとないとでは大違いだと思う。代用するものがあればいいのだが、意外とちょうどよい高さのものを見つけるのに苦心した。そこだけが心残りだった。
それ以外は本当に楽しめたし、アイアンマンやトニー・スターク好きならばぜひとも入手してほしいアイテムでしょう(限定品だけど)。
ゆとぴ
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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