『プレデター:バッドランド』プレデター・ザコシ×松村沙友理 ”規格外”コンビ結成!早見沙織の吹替も絶賛

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『プレデター』シリーズの最新作『プレデター:バッドランド』は、その公開を記念してジャパンプレミアがTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、吹替版の日本版声優を務めた早見沙織、そしてスペシャルゲストとして松村沙友理、そしてプレデターの特殊メイクを施し、主人公デクに変身したハリウッドザコシショウが登壇した!

2025年11月4日(火)19:00、本国でワールドプレミアが開催され熱狂の渦巻き起こった直後、日本でも公開を今かと待ちわびるファンがTOHO シネマズ六本木ヒルズに集結。華やかにジャパンプレミアが行われた。

劇場入り口にはフォトスポットが設置され、映画館内には“プレデター”が出現するなどイベント開始前からファンのテンションはMAX!同時にSNSではLAで一足先に映画をみたファンの熱い感想が次々に拡散され、ここ日本でも期待値はうなぎのぼり、熱い期待に包まれる中、いよいよ日本最速での“吹替版”上映となるジャパンプレミアが始まった。

まず最初に登場したのは、エル・ファニング演じる“ティア”の日本版声優を務めた人気声優・早見沙織。さらにスペシャルゲストとしてエル・ファニングの大ファンという“さゆりんご”こと松村沙友理が登場。

早見が演じたのは、主人公・デクとともに“最悪の地”バッドランドをサバイバルする半身アンドロイド・ティア。アンドロイドといえば感情に起伏に乏しい印象があるが、「陽気でおしゃべりなキャラクター」と紹介。「(主人公のプレデター)デクは基本的には字幕なので、ひたすら自分ひとりが喋るタイプのアフレコでしたね(笑)」と振り返った。

また、何やら緊張の面持ちの松村は話を振られ「私はエル・ファニングさんの大ファンでもあるんですけど・・・実は早見さんのことも大好きで、まさかの“二重大好き”が集まりすぎて今日異常に緊張してます」と明かすと、早見も「えー!」と驚き。

MCからも「隣にいらっしゃるのに目はあんまり合わないし、控え室ではあんなに背筋が伸びてた・・・」と舞台裏を暴露され、「あんまり直視してはいけないと。タダで見てはいけない!とあまり見ないようにしてました」と照れていた。

作品の魅力を聞かれた早見は「やっぱりプレデターは本当に長く愛されているシリーズですけれども、プレデターが主人公、そしてバッドランドという地であんなに大きな存在であっても狩られる側になるというのは本当に新しい映画なんじゃないかなと思いますし、そこに欠かせないパートナーとして半身のアンドロイドであるティアがいる。このコンビも素晴らしい見どころかなと思います」と語った。

自身が演じたティアについては「相手の返事がなくてもひたすら自分ひとりで喋り続けているシーンもあって、見ていても、吹替をしていても楽しかったですね」とアンドロイドとしては異色のキャラであることを明かしていた。

松村は「ティアの吹替バージョンの時の声も素敵ですけど、普段の声もすごい綺麗!」と早見を褒め称え、早見は「台本になかったですよ・・・!」と慌てる一幕も。

プレデターは初心者だという松村は「想像以上にハートフルでびっくりしました。戦闘シーンはもちろんすごい大迫力で、かっこいいシーンもあるんですけど、心と心の会話というか感情がどんどん生まれていっている感じがすごい素敵で、最後心が温かくなって帰りましたね」と興奮気味に話した。

「それでは・・・」とMCが話を進めようとした瞬間、突然場内が暗転!スクリーンに映し出されたのは『プレデター』ではお馴染みのサーモグラフィ映像!プレデターが会場に近づいている!?そんな期待感の中、客席中央の通路に今回の主人公・デクが登場すると、会場の熱気も急上昇!

悠々とステージに登場したデクは、プレデター特有の甲殻類のような口元、そしてトレードマークのドレッドヘアとかなり精緻な仕上がり。

だがどうもサイズが小さい・・・そして“デク”らしきプレデターは一生懸命何かを伝えようとしている様子なのだが、ヤウージャ語(プレデターの言語)は会場の誰にも伝わっていない様子・・・。MCから「ティアだったら何かわかりますか?」と聞かれた早見も「翻訳機能がついているわけではないので・・・」と困り顔。

コミュニケーションが取れず困っている舞台上で“デク”らしきプレデターが手にしたのはバラエティ番組でよく見るテンガロンハット。松村は戸惑いながら「まさかとは思いますが・・・ハリウッドザコシショウさんですか?」と尋ね、正体が判明!自身もプレデター大好きで知られるハリウッドザコシショウが登場した。

ザコシは「ハリウッド“デク”シショウです!」とあらためて日本語にチューニングを合わせコメント。本日3時間かけて施したというプレデターの特殊メイクを見た早見は感嘆の声をあげ、松村は「口の部分どうなってるの?」と興味津々。

「デク丸出しでしょ?」とザコシも納得の仕上がりだ。それもそのはず、ザコシはプレデターの大ファン。「ワタシ、シリーズ1からずっと見てまして、こりゃもう新作、やるならもうデクになるしかねーなと思いまして。断固お願いして、来ちゃいましたわ。もう、“なるしかねー!”ですよ!ずっと見てましたから!もうね、プレデターファンですわ!!」と天井知らずの熱量。

さらにデクに変身してみて、デクの印象はどうか?と問われると「デクは最初未熟なんですよ。未熟なのに最強の敵を狩ることによってどんどんスキルアップして成長していく。それがもう・・・胸熱ですわ!!ええやん!!!」と太鼓判。

早見は「私も吹替の時この気持ちでやっていたので、今から皆さんにもこの想いを持ってスクリーンに臨んでいただきたいですね」と語ると、松村は「バラエティのステージでのザコシさんのこの熱量、素晴らしいですね。私も作品を見て大好きになったけどデクになろうという発想はなかった」としながら「でも私、バラエティで最近ザコシ化してるって言われるようになって。私も次はデクになって先輩と一緒に頑張りたいと、いや負けてられないと思いました!」と決意を語るとザコシは「さゆりんご!俺とコンビを組んで芸能界のバラエティをサバイバルや!!」と高らかに宣言、まさかの“規格外コンビ”が誕生した。

最後にこれから鑑賞する観客に、

「未熟だったデクがどんどんティアやいろんなものと出会って、成長していく物語なので、初めてのプレデター側の視点というものが新鮮なんですけど、プレデターらしいかっこいい戦闘シーンも盛りだくさんなので、ぜひみなさん新しい世界を楽しんでいただけたらと思います」(松村)

「プレデターは1、2、VSとかあったんですけど、今までは人間が主人公だったんですね。プレエターが主人公って初めてですし、プレデターの背景も映し出されるのがいいですよね。そこも楽しめるのがポイントですね。」(ザコシ)

「開始数分からプレデターの世界に引き込まれる作品。エル・ファニングさんが演じていらっしゃるティアもいろんな表情を見せてくれますので、ぜひご期待いただきたいです。吹替も最後の最後まで楽しんでいただけると嬉しいです」(早見)と三者三様のメッセージを送った。。

フォトセッションは客席中央に設置されたのだが、本日観客にはデクのお面が配られており、結果的に“場内総デク化”することに!まさにTOHOシネマズ六本木ヒルズが“バッドランド”と化した構図だ。そして写真撮影の後には「プレデター!」「バッドランド!!」の掛け声と共に“プラズマキャノン”が発射され、イベントは熱狂の中、幕を閉じた。

『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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