『プレデター:バッドランド』の時代設定はいつなのか? ー あの作品よりは未来?

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※この記事には『プレデター:バッドランド』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

『プレデター』シリーズ最新作『プレデター:バッドランド』は、同一世界観にあるとされる『エイリアン』シリーズとの“地続き感”を強めつつも、物語単体や『プレデター』シリーズ再起動に重点を置いた作品となっていた。

本作の時代設定については「近未来」とされているが、主人公側の相棒として登場するアンドロイドのティアはウェイランド・ユタニ社製のシンセティックで、企業名と技術水準の高さからも未来の出来事であることが示唆されている。

そしてクライマックスでラスボスのテッサが搭乗する大型マシンについても注目されている。

本作のダン・トラクテンバーグ監督はHappy Sad Confusedのポッドキャスト出演で、あの機体が『エイリアン2』のパワーローダーの“アップグレード版”であると明言した。

固有の名称として「スーパー・パワーローダー」というも明かしており、見た目の類似についてもパワーローダーを意識したものになっていた。これにより、『バッドランド』は少なくとも『エイリアン2』の2179年より後年に置かれている可能性が高いこととなる。

ただし制作サイドは明確な年号を固定する姿勢ではないようで、トラクテンバーグ監督は同一宇宙の別企画に余白を残すため、具体的なタイムラインの明言は避けつつ、テクノロジーや企業名、用語の選び方で関係性を匂わせる設計だと説明している。

さらに「近未来」という設定にしたのも、同時に新作が進行し、トラクテンバーグ監督が関与していない『エイリアン』シリーズとの大きな矛盾を避けるためだともされている。

将来的には再び『エイリアンVSプレデター』の制作が期待される中で、2つのシリーズの単独作品をしっかりと描きながら、クロスオーバーでどのようなピークを迎えるのかが今後の肝となってくるだろう。

シリーズ初のプレデターが主人公となる映画『プレデター:バッドランド』は現在劇場公開中だ。

新しいパワーローダー、バカ強でしたからね

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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