本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
ピクサーの看板ヒーロー家族が帰ってくるまで、もう少し時間が必要になりそうだ。
『Mr.インクレディブル3』は正式に制作発表がされてから現在も開発が進行中だが、イベント「D23」でのピクサーのプレゼンテーションのなかで、公開時期が「2028年以降」に設定されていると海外メディアの報道から明らかになった。
前作『インクレディブル・ファミリー』が2018年に公開されてから最短でも10年のブランクになる見込みで、シリーズとしては再び“長い待機期間”を迎えることになる。
ピクサーのプレゼンテーションでは2027年までのラインナップに触れており、『Mr.インクレディブル3』は具体的な日付ではなく、あくまで進行中であることのみが示された。
制作体制にも動きがある。脚本と製作総指揮はブラッド・バード氏が担当する一方で」、監督は『エレメンタル』のピーター・ソーン監督に交代する見込みだと伝えられている。第1作・第2作でメガホンを取ったバード氏が物語面を握りつつ、新たな監督で映像的な刷新を図ることがうかがえる。
物語やキャラクターの詳細は未公表で、家族の年齢設定や舞台の変化など、続報はこれからとなっている。
『Mr.インクレディブル』シリーズは2004年の第1作から「家族×ヒーロー」というテーマを貫いてきたが、時代の変化やCG技術の進歩に合わせて表現の幅が広がっている。10年単位のブランクがどのような影響を及ぼすかは未知数だが、その分だけ世界観をさらに進めていく余白も生まれるだろう。今回の発表は、少なくとも企画が着実に前進しているサインだと受け止めておいたほうが良さそうだ。

忘れた頃に公開されそうですね

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。
【広告】
【広告】