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MCUシリーズは映画ならば『ブラック・ウィドウ』、ドラマを含めれば『ワンダヴィジョン』からフェイズ4が始まり、『アベンジャーズ/エンドゲーム』からは大きくトーンが異なる個性的な作品が数多く公開されてきている。
新キャラクターならばシャン・チーやエターナルズ、ムーンナイトなどのこれまでのヒーローにはいなかったヒーローたちに加えて、制作サイドもサム・ライミ監督を招いて『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のような異彩を放つ作品も公開されている。
このような独自性が高いMCUのフェイズ4について、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ氏は『Ms.マーベル』のオンライン上の記者会見のなかで、この理由について明らかにした。
今現在ハリウッド業界では多様性について多くの取り組みが行われており、特にMCUシリーズでは白人だけではなく、黒人やアジア系、LGBTQ+など様々なキャラクターが活躍できる場を提供している。
そういった多様性のような意味からの違いももちろん含まれており、それ以外にも作品自体の世界観や雰囲気もフェイズ4以前の作品群と比べるとかなり”やりたい放題”といっても過言ではないだろう。
今まで以上にキャラクターの幅も広がっているためにそうならざるを得ないが、逆にまだアナウンスはされていない『アベンジャーズ5』のようなアッセンブル映画が作られれば、すべてのヒーローが集ったときの感動はひとしおなのではないかと個人的には思う。
MCUは今後も『ブレイド』や『ファンタスティック・フォー』などの新キャラたちの単独映画が控えており、ドラマシリーズにも『デアデビル』の新作などが作らえるとと言われているなど、数多くの作品が予定されている。
おそらく今後もそれぞれの作品ごとの世界観を展開していくと思われるが、これがどのような未来につながっていくかはぜひとも注目をしておくべきところだろう。
次の10年のMCUシリーズも非常に楽しみである。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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