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コロナ禍によって、映画業界も大きな打撃を受けた2020年。
マーベル・スタジオもこの年に公開予定だった映画を軒並み延期しており、2020年には一作品も映画公開されない年となった。
そこから2021年、2022年と映画やドラマと大量に作品を投下したことで、良くも悪くもファンの話題をさらっていったが、海外メディアからの情報によると、どうやら2022年で最も収益性が高かった映画は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だったとのことだ。
今作は親会社であるウォルト・ディズニー社に最終的に約2億8400万ドルの利益をもたらしたと報告されている。
制作費用はマーケティング費用も含めて、約4億9600万ドルだったとも伝えている。
2022年に公開されたMCU映画はこの他に『ソー:ラブ&サンダー』と『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』だ(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は米国では2021年公開)。いずれの映画も公開前は話題になっていたが、特に『ラブ&サンダー』は期待値を大きく越えるような収益をもたらすことはなかったようだ。
『ドクター・ストレンジMoM』自体も予告の時点では大きくファンの期待を集めていたのだが、サム・ライミ監督独自の演出や、『ワンダヴィジョン』未視聴勢が予想以上に多かったことからも、批判的な意見は噴出していた。
一方では『ノー・ウェイ・ホーム』からの勢いや、2連続でのマルチバース展開、さらには『X-MEN』シリーズからパトリック・スチュワートがプロフェッサーXとして復帰、ファンタスティック・フォーやイルミナティの登場など、話題性は高かった作品だったとも言える。
映画自体は非常に人を選ぶタイプではあったが、結果的には数字は優秀な域に達していたのだ。
さらなる続編の『ドクター・ストレンジ3』については公式にアナウンスされておらず、マーベル・スタジオも生産体制を見直し、年に発表する作品数を当初の予定から減らしている。
そのため制作するとしてもすぐに計画がスタートすることはなさそうだ。クレアとともに異空間へと旅立ったドクター・ストレンジのその後が気になるところだが、今後『アベンジャーズ』映画の公開も控えているため、どのような展開になるかは注目をしておこう。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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