本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
マーベルファンにとって、ここ数年で最もショックだった出来事の1つが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで脚本と監督を務めてきたジェームズ・ガン監督の突然の解雇。
理由は10数年前にツイートされた過激発言が原因だといわれています。
しかし過去の発言に関してガン監督はすでに謝罪をしており、彼自身もそれ以降はそのような発言はしていません。
この事件の裏にあるのは、トランプ政権批判をしていたガン監督に対する、過激な賛成派の報復があります。ディズニーはそのような政治的な圧力に負け、ファンを裏切るような行為をしてしまったわけです。
この件に対しては『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメインキャストも反応。先日にはジャームズ・ガン監督を支持する共同声明を発表しています。
If you please, read the statement written and signed by The Guardians of the Galaxy cast in support of James Gunn’s reinstatement as director of GOTG Volume 3. pic.twitter.com/TjNA9RF6M8
— Zoe Saldana (@zoesaldana) 2018年7月30日
そんな中、海外メディアでは今回の件に関する新たな動きを報じています。
ジェームズ・ガン監督、再雇用か?
海外メディアのバラエティーなどの複数のメディアは、先日解雇されたばかりのジェームズ・ガン監督の再雇用をディズニーやマーベルが検討しているのではないかと報じています。
・‘Guardians of the Galaxy’ Cast Says It ‘Fully Supports’ James Gunn
記事では、来年初頭に撮影開始が予定されている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』の撮影までに、新たな脚本と監督を用意し、そこから撮影に入るには、準備期間が数か月では少なすぎると報じ、そこでジェームズ・ガン監督の再雇用が新たな案として挙がっていると伝えられています。
もちろん現段階では噂に過ぎないため、どこまで真実なのかはわかりません。
ガン監督はすでに脚本が完成しており、当たり前ですが来年初頭の撮影にも間に合わせることができます。もし今回の情報が本当ならばファンとしては朗報となるでしょう。
ただマーベルやディズニーの再雇用の理由が、どことなく上から目線なのは否めませんね。ファンからのジェームズ・ガン監督再起用の署名はすでに30万人を超えているわけですし、著名人たちもガン監督の支持を表明している点から、もうすこしファン目線で考えてほしいというのが個人的な気持ちです。
記事では、再雇用の申し出があった場合、改めてガン監督がそのオファーを受けるどうかだと締めくくっています。
今回のような仕打ちをされた身からしたら、以前のように気持ちよく仕事をするのは難しいかもしれません。しかし『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はガン監督あっての作品。彼がいなかったらここまでヒットすることはありませんでした。
シリーズ完結編となる3作目が、無事ジェームズ・ガン監督の手により製作され、2020年にファンに公開されることを祈りましょう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】