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※この記事には『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
MCUの最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、初期の情報から女性版シルバー・サーファーが登場することが分かっており、物語のキーとなるキャラクターとして描かれていた。
脚本を手がけたエリック・ピアソン氏はハリウッド・レポーター誌のインタビューで、完成版に至るまでの変更点をいくつか明かしている。
まず、初期稿ではジョニー・ストームとシルバー・サーファーの「片想い気味のやり取り」を今より多く入れていたが、最終的には分量を絞ったことを明かした。
ピアソン氏は、ジョニーのまっすぐな行動が彼女の心を動かすには“少しの示し方”で十分だと感じたと語っている。
劇中においてジョニー・ストームはシルバー・サーファーが発した未知の言語と、地球に届いた別の星からのメッセージを照らし合わせながら、彼女の言葉を理解し、さらには彼女の正体がシャラ・バルという人物で、なぜシルバー・サーファーとなりギャラクタスに仕えていたのかなども明らかにしていた。
ジョニーは彼女の良心に訴えかけるようにギャラクタスを止めることに協力してほしいと要請をしていた。
また、シルバーサーファー像の作り方については「強すぎる存在を、感情面でどう揺らすか」を軸にしたとも明かしている。
彼女を「理性を優先するタイプ」として設計し、故郷からの声やメッセージを背負わせることで、地球で出会う人々の叫びとの対比を強めようとしていた。演じたジュリア・ガーナーの表現力についてもピアンソ氏は絶賛している。
またジョニーとサーファーの重要な会話について、脚本の段階では「地球の海辺のような場所」にする案も検討していたという。
サーファーの出自に合わせて「水が多い世界」のイメージを重ね、人間界に彼女が親近感を抱くきっかけを増やす狙いがあったが、最終的には現在の形に落ち着いた。
本作においてジョニー・ストームは従来のプライボーイ的な軽いキャラクターではなく、シルバー・サーファーに想いを寄せながら、彼女への慈悲や、地球を救うための自己犠牲への意思なども描かれていた。
そういったキャラクターたちの魅力も本作の大きなポイントと言えるだろう。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年7月25日より劇場公開中だ。

シルバーサーファーへの感情移入もできる映画でしたね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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