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スパイダーマンの映像化権を持つソニー・ピクチャーズと、MCUシリーズを手掛けるマーベル・スタジオとその親会社のウォルト・ディズニー社は、先日までスパイダーマン映画の収益などの契約を新たに結びなおし、新たにMCU版『スパイダーマン3』の製作も決定しました。
またソニー・ピクチャーズが単独で展開している『ヴェノム』などのスパイダーマン・スピンオフ作品ともクロスオーバーする可能性もあり、今後の展開に非常に期待が込められています。
そんな中、ディズニー社はいよいよソニーからスパイダーマンの権利を買収しようと動き出していると可能性を海外メディアが伝えています。
マーベルキャラを掌握するまであと一歩?
海外のスクープ記者であるマイキー・サットン氏は、ウォルト・ディズニー社がソニー・ピクチャーズからスパイダーマンの映像化権利の買収を検討しているという情報を伝えています。
・Marvel Leak: Spider-Man Will Lead Avengers, Not Captain Marvel
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の全世界興行収入が約11億ドル(ソニー・ピクチャーズ史上最高)だったことを考えると、オファー額としては妥当な数字のようにも感じます。
ただソニー側としてはまさに”ドル箱”ともいうべきスパイダーマンを簡単に手放すとは考えにくいです。権利を渡すことになれべ、トム・ハーディ主演の『ヴェノム』、アカデミー賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』などの権利をディズニーに渡ることになります。もちろん続編製作も単独ではできないため、ソニーが買収に応じるというのはなかなか難しいのではないかというのが個人的な予想です。
マーベル・スタジオとディズニー社が、映像化の権利や配給権を持っていない自社キャラクターは複数存在します。
ソニー・ピクチャーズのスパイダーマンを筆頭に、ユニバーサル・ピクチャーズはハルクの配給権を所有しています。またNetflixは期間限定の契約ながらデアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィスト、パニッシャーのドラマの権利を有しています。少し前まではX-MENとファンタスティック・フォーも20世紀FOXが所有していましたが、現在はFOXがディズニー傘下に加わったため、その問題は解消されています。
複雑な関係となっているマーベルキャラクターたち。そもそもはマーベル社が倒産しそうになった際に、命つなぎとして買収したことが始まりです。ちなみに当時、ソニーはスパイダーマンの権利を何が何でも入手しようと動いたそうです。そのような苦労の元で得た権利を簡単に手放すというのは考えにくいかもしれませんね。
MCUシリーズでは現在『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の続編を計画中。公開日は2021年7月16日に全米公開を予定しています。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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