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MCUシリーズ以前のマーベル映画の代表としていまでも名前が挙がる、『ブレイド』シリーズ。
ウェズリー・スナイプスが主演をした、ヴァンパイア・ハンターのブレイドを主人公としたアクション映画で、シリーズ通してバイオレンスな演出も人気を博した作品でもある。
しかし最後の映画『ブレイド3』の制作時には多くのトラブルが起きていたと言われており、特にウェズリーが起こした脱税事件や、現場での振る舞いなどに問題があったと言われている。
そんな『ブレイド3』でメガホンをとったデヴィッド・S・ゴイヤー氏は海外メディアのインタビューで、当時のことを「最悪の経験だった」と振り返った。
10年以上前の出来事であるが、ゴイヤー氏にとっては相当手痛い経験だったことがうかがえる。
撮影時のウェズリー・スナイプスは脱税の問題以外にも、スタッフの一人が人種差別的なシャツを来ていたことに激怒し、彼を処分しないゴイヤー氏に詰めより首を締めたといった話も出てきていた。それが原因で撮影終了時まで彼はゴイヤー氏とポストイットを使ったメモで会話をしていたとのこと。
共演者のライアン・レイノルズにすら悪態をついていたとのことで、当時は相当荒れていたことがうかがえる。
それでもウェズリー・スナイプスの俳優としての実力はたしかであり、ゴイヤー氏もその点はいまでも認めている。才能と人格は別で考えるのが良いのかもしれない。
『ブレイド』については現在、マハーシャラ・アリが新たに主演をすることでリブートされることとなっており、マーベル・スタジオの元でMCUシリーズとして制作予定だ。『ブレイド』三部作の良いところを受け継ぎながら、どのように新たな時代のブレイドを描いてくれるのかも注目をしておきたいところだ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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