ドウェイン・ジョンソン、ブラックアダムのフィギュアに求めたこととは? ー 「もっと筋肉を」

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DCEUシリーズの映画『ブラックアダム』では、プロレスラーとしても人気を博したドウェイン・ジョンソンがダークヒーローを演じたことが話題となり、狂人的な肉体美によって、まるでコミックから飛び出したかのようなブラックアダム像を体現し、アメコミファンからも高い人気を獲得した。

アメコミ映画である本作に登場するキャラクターのアクションフィギュアは、複数のメーカーから展開されており、なかでもDCマルチバースを展開するマクファーレン・トイズによるブラックアダムシリーズは特に注目を集めていた。

最近、Popverseのインタビューに応じたマクファーレン・トイズのトッド・マクファーレン氏は、ブラックアダムのフィギュアを製作する際にドウェイン・ジョンソンから受けた要望について明かしている。

”『ブラックアダム』について承認を得る必要があって、ドウェイン・ジョンソンの唯一のコメントは、結果的には彼の言う通りだったと思うけど、「もっと筋肉を盛ってくれないか?」ってことだったんだ。いかにもくだらないリクエストに聞こえるかもしれないけど、実は正しい指摘だったんだよ。 僕たちって、心の中で多くの人に対してロマンチックな理想像を持っているもので、当時のコスチュームは彼の筋肉をうまく見せられてなかったんだ。コスチューム自体はすごく忠実に再現してたんだけど、それが筋肉を引き立てるようなものではなかった。だから、彼としてはもう少しそれを見せたいって思ったんだ。僕たちは少し芸術的な解釈を加えて調整したよ。それは正しい判断だったと思ってる”

マクファーレン氏は、ブラックアダムを立体化する際に、劇中のコスチュームを忠実に再現してしまうと、どうしても筋肉の存在感が薄れてしまうと語っている。そのため、ドウェイン・ジョンソンは「もっと筋肉を盛る」ことで、より力強いブラックアダムのイメージを表現するよう求めたのだという。

結果として、その判断は成功だったとマクファーレン氏も認めており、より映画の印象に近いブラックアダムのフィギュアが完成するに至った。

トッド・マクファーレン氏はさらに、「たとえ自分が反対したとしても、クライアントが常に正しいと断言できる」と語っており、フィギュア製作に対する姿勢とこだわりを垣間見せた。

筋肉は正義

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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