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MCUシリーズの創成期では1作目の『アイアンマン』が大きく取り上げられることが多いが、エドワード・ノートン主演した『インクレティブル・ハルク』も忘れてはならない。
主演俳優がマーク・ラファロに交代してしまったことで、あまり良いイメージないファンもいるが、どうやら今作はゴジラ映画を参考にしながら作られたことが明らかになった。
怪獣映画の王道路線
MCUシリーズの公式本のなかでマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、『インクレティブル・ハルク』の制作当時のことを振り返り、今作がゴジラ映画を参考にしていることを明かした。
・Marvel Reflects on Incredible Hulk’s ‘Terrifying’ Production Troubles In New MCU Book
『インクレティブル・ハルク』が公開当時は『ゴジラ ファイナル・ウォーズ』以降はゴジラ映画自体が休止状態となっていた時期だ。一方で根強い人気が国内にとどまらず、海外の怪獣ファンにも存在しており、今ではハリウッドでもゴジラ映画シリーズが製作されるほどとなっている。
そんな日本を代表するゴジラ映画の構成を参考にしながら『インクレティブル・ハルク』は製作されいたのだ。
ケヴィン・ファイギ氏が言う通り、今作は当初ハルクというモンスターと政府の対決を描き、その後アボミネーションという政府自らが作り出したもう一人の怪物とハルクが対決するというものになった。
VSシリーズ系のゴジラにも共通したストーリーの展開となっており、ある意味では怪獣映画の王道のひとつともいえるでしょう。
このように様々な文化を取り入れながらMCU映画は製作されている。新たな映画では初めてアジア人ヒーローが主人公となる『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の公開を控えている。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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