『エイリアン:ロムルス』監督、続編を指揮しない理由を明かす ー 「これで終わりと思っていた」

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『エイリアン:ロムルス』はすでに続編制作のアナウンスが出ており、制作の準備をしているが、映画を指揮したフェデ・アルバレス監督が、続編ではメガホンを取らない方針を明かしている

ただ完全にプロジェクトから離れるのではなく、続編脚本の執筆には参加し、物語づくりには関わり続けるという立場となっている。

監督はイベント登壇でこの理由について言及し、シリーズの各作に別の監督が参加してきた歴史を引き合いに出しながら「自分は最初から続編を撮るつもりはなかった」と説明した。

”自分が続編を監督するつもりは最初から無かった。こういう作品は1本を作って去るタイプのものだと分かっていた。キャメロンやフィンチャーもそうだ”

一方で続編に脚本家として残ることについては、『エイリアン3』の冒頭でヒックスとニュートが突然退場した前例を踏まえ、前作で生み出したキャラクターを守り、安易に退場させないためだと語っている。

”自分たちが作ったキャラクターを愛している。だから続編の最初で誰かがいきなり殺してしまわないように、先に自分たちで脚本を書いたんだ”

その発言どおり、続編では前作の主人公レイン・キャラダインや合成人間アンディらの再登場が見込まれる。アルバレス監督はリドリー・スコット氏とともにプロデューサーとして関与し、新たな監督を迎える準備を進めていると述べている。

現時点で続編の公開時期や監督の名前は未定だ。だが既存のキャラクターを生かして次章へ繋げるという方針が示されたことで、物語は前シリーズまでの延長となり、より世界観の広がりを見せていきそうだ。

今後も新たな情報に注目をしておこう。

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ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

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