『ファンタスティック4』監督、映画の舞台を別世界にした理由を明かす ー 「サノスが来た時どこにいた?」

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MCUシリーズの最新作として公開が予定されている『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、舞台がMCUのメインアースではなく、アース828であることが明らかになっている。

この世界では時系列が1960年代に設定されており、全体的なデザインもレトロフューチャーの雰囲気にあふれた世界観となっている。

最近、イギリスのBFI IMAXでのインタビューに応じたマット・シャックマン監督は、なぜファンタスティック・フォーを別世界の住人としたのか、その理由を明かした

”私たちは彼らがこの地球(MCUメインアース)や、他のマーベルのキャラクターたちといることを望まなかったんだ。なぜならサノスが襲来した時、彼らはどこにいたのだろうか?もし彼らなら助けに来たはずだ。そうすれば問題を解決できたはず”

こうした疑問は『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降に初登場したヒーローたちにも当てはまるが、特にファンタスティック・フォーのようなヒーローチームが同じアースにいながら地球最大の危機に駆けつけないのは、確かに違和感がある。

さらに1960年代に活動していた設定にすると、現代には年老いていることになり、扱いづらい要素が加わってしまう。

そうした矛盾をすべて解消するために、MCU版ファンタスティック・フォーは別世界の住人という設定になったと、シャックマン監督は語っている。

ちなみに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではアース838が描かれており、この世界でもサノスが地球に襲来していたことが示唆されている。そこでは、イルミナティに所属していたミスター・ファンタスティックが戦いに参戦していたようだ。

今後、マルチバース・サーガ以降にMCU世界がソフトリブートされるとも言われており、その変化によってファンタスティック・フォーがMCUメインアースの住人となる可能性も考えられる。どのような展開となるのか、今後の動向に注目したい。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年7月25日に日本公開予定だ。

うまいことマルチバースの設定を活かしていますね

ゆとぴ

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