『スーパーマン』は世界的に大ヒットじゃなくても問題なし？ ー ジェームズ・ガンがコメント

2025年7月より公開される『スーパーマン』は、DCスタジオにとって初の劇場公開作品であり、DCUシリーズとしても初の映画ということから、多くのプレッシャーがのしかかっている作品とされている。

親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーにとっても重要な位置づけの作品であり、世界的な大ヒットは達成しなければならない目標と見なされている。

しかし、本作を指揮するジェームズ・ガン監督は、GQ誌のインタビューの中で『スーパーマン』は「世界で最もリスクが高い試みではない」と語り、必ずしも世界的ヒットをする必要はないと考えていることを示唆した。

『スーパーマン』は、制作費とマーケティング費用を合わせて3億3000万ドル以上と報告されており、ワーナーが望む興行収入としては少なくとも4億〜5億ドル以上とされている。

特に2023年の『ザ・フラッシュ』や『アクアマン／失われた王国』の興行収入が伸び悩んだこともあり、本作はDCブランドの再起を懸けた挽回のチャンスとも見られている。

一方で、ガン監督の言う通り、仮に世界的な大ヒットに至らなかったとしても、次に控える『スーパーガール：ウーマン・オブ・トゥモロー』や『クレイフェイス』といった作品は、『スーパーマン』ほど制作費がかかっていない。今後も予算を抑えながら、比較的小規模なヒットで巻き返す「ミニマムなスタート」を想定しているとも考えられる。

果たして『スーパーマン』は見事に大ヒットを果たし、DCUの華々しいスタートを切ることができるのだろうか。映画は2025年7月11日に日本公開予定である。

安全圏までヒットすればいい気もしますね

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero