MCU『ブレイド』使用予定だった衣装、『罪人たち』の制作チームに売却されていた

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マーベル・スタジオのMCUシリーズとしてリブートされる映画『ブレイド』は、制作発表から数年が経過しているものの、現時点でも撮影が始まっておらず、公開日も未定となっている。これにより、制作が大きく難航していることがうかがえる。

一方で、撮影の準備自体は一時的に進んでいたことが、ライアン・クーグラー監督の映画『罪人たち』のプロデューサーであるセヴ・オハニアン氏ScreenCrushのインタビューから明らかになった。

”ある時点では、あの映画は『罪人たち』と同時代の過去を描く予定だったんです。(衣装デザイナーの)ルース・カーターがたまたまこの時代の衣装を倉庫にいっぱい持っていて、「これを使って明日中にこの映画を撮影しよう」ってことになったんです。するとマーベルは寛大にも親切にも、それを実質定価で購入させてくれたんです。私たちの映画に登場する多くのエキストラ俳優がその衣装を着ているので、実現させてくれたマーベルには特に感謝しています”

この証言から、ルース・カーター氏が『ブレイド』の制作に関わっていたこと、そしてそのために衣装が準備されていたことが分かる。しかし、計画が変更されて使用されなかったため、『罪人たち』の制作チームに譲渡されたと考えられる。

オハニアン氏は『ブレイド』について「まだ制作されるとは思うが、スケジュールはわからない」とも語っている。

過去の報道では、『ブレイド』は1920年代を舞台にした脚本案があったとされ、『罪人たち』の舞台である1932年とも近い時代設定であった。おそらく当初はその案が採用され、撮影準備まで進んでいたのだろう。

その後、脚本は何度も書き直され、現在はマーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギ氏や主演予定のマハーシャラ・アリも納得する内容になったと伝えられている。

『ブレイド』はMCUの「マルチバース・サーガ」終了後に本格的に制作が始まるとも報じられており、今後の動向に引き続き注目していきたい。

1920年代ブレイドも観たかった

ゆとぴ

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