ヴィンセント・ドノフリオ、「キングピンの弱体化」批判に反論 ー 「そう思うのは自由だ」

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マーベル・スタジオ制作のドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』には、Netflixが手がけたドラマ『デアデビル』からヴィンセント・ドノフリオ演じるキングピンが再登場し、デアデビルとの因縁をより大規模に描いた物語が展開されていた。

一方で、マーベル・スタジオ作品に移ってから、キングピンがNetflix版と比べて「弱体化したのではないか」との批判も一部で挙がっていた。

この「キングピンの弱体化」について、ヴィンセント・ドノフリオは自身のSNSで反応し、批判コメントを寄せたファンに対して反論している。

”正直に言って、あなたの言うことすべてに同意できない。僕の演技はこれまでいろいろな評価を受けてきたけど、「弱体化した」なんて言われたことは一度もない。ただ、僕はこの役をあなたのためだけに演じているわけじゃないし、あなたも僕のためだけにテレビを観ているわけじゃない。だからこれでおあいこだよ。”

さらにファンが「問題は脚本だ」と反論すると、ヴィンセントは次のように返している。

“君は「問題は脚本だ」と繰り返しているけど、それが気に入らないのは君の自由だ。ただ、多くの人は気に入ってくれている。すべての人を満足させることはできないが、何百万人もの人を満足させることはできるし、実際にそういう声が届いている。うちのファンは声が大きいんだ”

そして最後に、キングピンの描き方が気に入らないなら作品に近づかず、自分が愛せる作品を見るべきだと語った。

キングピンの「弱体化」については、すでに『ホークアイ』の時点から指摘されており、Netflix版でのような威圧感がやや薄れているとの印象もある。

その後も『エコー』や『ボーン・アゲイン』に登場しているが、彼の脅威は肉体的な暴力性というよりも、政治的にニューヨークを支配する組織的・強権的な側面が強調されるようになってきている。

こうした描写に対し、一部のファンは批判的な意見を展開しているものの、MCU全体がフェーズの転換期を迎えているとも言え、キャラクター表現にも変化が加えられているのは確かだろう。

今後、こうした変化がファンにどのような影響を与えるのかが、作品展開の重要なポイントとなりそうだ。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』はDisney+(ディズニープラス)で配信中だ。

キャラも時が経てば変わりますよ

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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