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もはや大ヒットが約束されている『アベンジャーズ/インフィニティウォー』。コケしらずのマーベル・スタジオから公開される超大作となれば、盛り上がらないはずがないのだ。
その波は普段ヒーローものの作品には疎い日本にも押し寄せている。
アベンジャーズにちなんだイベントやキャンペーンは網羅が難しいほど展開。「ディズニージャパンはほんとに把握できているの?」と心配になっちゃう。
そんな中で一際”ガチ”なイベントが「アベンジャーズ エクスクルーシブ・ストア by ホットトイズ」。
あのリアルすぎるフィギュアを発売しているホットトイズの公式イベントなのだから、僕としては行くにしかないのである。
劇中キャラの等身大立像なんかもそろえているガチっぷり。見たいに決まっている。
さて、一体どんな内容だったのかな?
思わず足を止めてしまう店内
JR原宿駅を降りて、徒歩10分ほど、現われたのはトイサピエンスの実店舗。ここで今回のイベントが開催されている。
日本ならではの電線の光景にも負けないラスボス・サノスの存在感。全滅感がスゴイ。
店舗の外観には『アベンジャーズ/インフィニティウォー』に登場するヒーローたちの横顔が描かれている。アイアンマンは大きすぎて後頭部のみ。
「色調を変えて、とりあえず横顔を並べとけばオシャレ」を考えた人は天才である。ノーベル賞もの。
この派手な外観で思わず通りかかったおばちゃんたちも足を止めていた。祭りごとには思わず飛び込みたくなるのは日本人の性。それはおばちゃんといえども変わらない。
ということでさっそく店内へGO。
人が多い!僕が言ったのは一般公開初日の4月23日(月)だ。そう「月曜日」なのだ。それにも関わらずこの人の多さ。(働k)
まず最初に飛び込むのが、この「インフィニティガントレット」。今回映画に登場するサノスが、宇宙を滅ぼすほどの力を秘める6つのインフィニティストーンをセットできる宇宙一欲張りな代物だ。
ガントレットにはすでにインフィニティストーンがセットされている。これだけで宇宙の半分は消し去れる。月曜日なんて怖くない。
LEDでライトアップされたストーンもさることながら、インフィニティガントレット自体のクオリティーも圧巻。ちょっとした美術館に置いておいても騙されて人だかりができてしまいそうだ。
そして驚きなのが、これが売り物だということ。
ホットトイズが販売しているムービーマスターピースというシリーズから劇中のレプリカとして販売する予定。
その価格はなんと12万円!それだけのお金があればこの店舗のある原宿に1ヵ月ぐらいはワンルームを賃貸できるだろう。
大人でもなかなか手が出ないアイテムだ。
圧巻のムービーマスターピース行列
レプリカのインフィニティガントレットを抜けるとまず目に飛び込むのはホットトイズが自身を持って展開するフィギュアシリーズの「ムービーマスターピース」のサンプル展示。
これでもか!ってぐらいずらっと並んでいる。
ほとんどが『アベンジャーズ/インフィニティウォー』に登場するキャラの新作ばかり。一部店頭販売も行っていた。
『アイアンマン2』からアベンジャーズの常連として登場しているスカーレット・ヨハンソン演じるブラックウィドウ。新たなスーツデザインで、そのスタイルの良さをフィギュアでもしっかり再現している。
こちらは店舗限定販売もあり。
クリス・エヴァンスが演じる我らがキャプテンアメリカ。『シビルウォー/キャプテンアメリカ』でアイアンマンことトニー・スタークとの仲違い後からの久々の登場となる。
スーツの汚れ具合が作業着っぽくて、男心をくすぐる。
足元の台座には、サノスが率いるアウトライダーと呼ばれるエイリアンの屍が横たわる。
エグいぐらいの大ヒットを飛ばして、その爪で映画史に爪痕を残したブラックパンサー。ここ数年で急激に人気を得たヒーローということで、一際注目を集めていた。
あのエリザベス・オルセンが演じているのが超能力お姉さんのスカーレット・ウィッチ。ここ最近ブラックウィドウに負けないぐらい色気が増している気がする。
こちらのスカーレット・ウィッチは『インフィニティウォー』版ということで、近日アナウンス予定とのこと。
アベンジャーズの主要メンバーであるソー。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で髪型をイメチェンしてから初のアベンジャーズ。
おなじみのハンマーを失ったソーは、今回新たな斧型の武器・ストームブレイカーを手に入れる(と思う)。
新しい武器を間近でまじまじ見れたのは初めてだ。柄の木が急造品感が出ているが、これはグルートかな?
『アベンジャーズ/インフィニティウォー』で初合流を果たす『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からマスコット的存在のロケットとグルート。
いい感じにファンキーな表情をしているロケット。ほかのキャラとの絡みが楽しみだ。
ロケットといえば、自分の身長よりも大きなブラスターを片手で抱えている姿が印象的。あのアンバランス感がロケットの魅力かもしれない。
それにしてもこのブラスターの造形にもかなりの気合を感じる。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では赤ん坊だったグルートが成長し、人間でいうところのティーンエイジャー(10代)となった姿。
終始ふてくされたようなこの顔。反抗期真っ盛りとのこと。おそらく中二病も併発している可能性が極めて高い。
強面だけど、ピュアな心を持つドラックス。顔の再現度もそうだが、体中の赤い入れ墨の再現も特筆すべきだろう。これで可動フィギュアなのだからスゴイ。
そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを率いるのはこのスターロード。ウォークマンを付けてノリノリな印象のスターロードは、アベンジャーズでもその姿を披露してくれるのか?
おなじみのエレメントブラスターももちろんあり。
個人的に押しているドクターストレンジ。ベネティクト・カンバーバッチに傲慢系天才キャラをやらせたら右に出るものはいないと思っている。
浮遊マントの古風なデザインも最高だ。そしてなんといってもあの魔法陣を武器として使用するのも魔法界も驚いたはずだ。
『アベンジャーズ/インフィニティウォー』でも主要キャラとして活躍してくることを期待しよう。
ちなみに画像のムービーマスターピースのドクターストレンジは、インフィニティウォー版ではないのであしからず。
そしてみんな大好きアイアンマン。今回も新しいスーツ・マーク50を新調してきてくれた。
だんだんと人間の体のように細かな曲線が増えているアイアンマンスーツ。インフィニティウォー版も安定してかっこいい。
注目すべきは右腕の大型ブラスター。もはやアイアンマンスーツいうよりはモビルスーツだ。
一体どのくらいの威力があるのだろう?この武器だけで1作目『アイアンマン』のヴィランであるアイアンモンガーを撃退できそうだ。
ちょうどよい感じの光沢感も素晴らしい。こんなん欲しいに決まってますよ。
マーベルの中では知名度が抜群に高いスパイダーマン。今回の新スーツは過去見たこともないほどメカメカしいアイアン・スパイダーだ。
アイアンマンのトニー・スターク製の新スーツ。回路のように広がるラインがうまく蜘蛛の形を表しているのが良い。
そして注目すべきはこのアーム。背中から4本もアームが生えているのだ。
普通、背中から蜘蛛の足が生えていたら悪者に決まっている。なのにスパイダーマンはかっこいいのだ。
このアームを使ってどのようなアクションをしてくれうのか注目したい。
どうやって装着されているのか気になって背中をのぞき込もうとしたが、これが限界だった。吸盤のように引っ付いているのか?
最後は『アベンジャーズ/インフィニティウォー』で復活のハルクバスター マーク2。2015年『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも登場したハルクバスターがさらにパワーアップ。
思わず目回してしまうほどの造形力。どこまで可動させることができるのかも気になる。
きっとお値段もそれなりにするのだろう。誰か半分くらい出しておくれ。
こういった鉄についたような傷の再現も芸コマである。
おまけで、毎回こういったイベントで行われる芸能人が考えた俺デザインアイテム的なものが並んでいましたが、正直あまり興味はなかった。
ただツイッターでも話題になっていた通り、泊進ノ介・・・いや竹内涼真さんの考えたインフィニティガントレットデザインのアイアンマンスーツは非常にカッコよかった。しっかり中の顔がサノスになっているのも良い。これはぜひ販売してほしいレベル。
所せましと並ぶアベンジャーズ立像
そして今回のイベントの目玉でもあるのが、劇中に登場するヒーローたちを実物大で再現した立像たちだ。これにはインスタ映え女子も自撮りを忘れるほどの迫力だった。
まず入ってすぐにお出迎えしているのは超巨大なハルクバスター。意外と収まるものなのね。
その大きさや雰囲気は店内のお客さんと比べればお分かりいただけるだろう。一度でいいから入ってみたい。
つい細かいところまで見ちゃうのが僕の癖。家に一個は欲しくなる。
目や胸のアークリアクターもライトアップされている。
煽りがいいのだよ!煽りが!!
そんなハルクバスターの向かいには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロケットとベビー・グルートが。
これはリミックス版だね。
アライグマってこんなに大きいっけ・・・?
そして肩にはノリノリなベビー・グルート。肩に乗るキャラクターは元来よりかわいいと決まっているのだ。
そんなベビー・グルートの後ろ姿もパシャリ。
そんなグルートに関しては成長した姿も展示されている。グルートだけ2人いるのだ。こちらはティーエイジ・グルートだが。
なんのゲームやってるの・・・?形はゲームボーイっぽくていいね。
雷の神様もいる。ほんとにデカいなー。
髪が短くなり、マントも武器も無いせいか、すごくシンプルに見える。よりサーファーくん度が上がっている気がする。
我らがキャプテンアメリカもパシャリ。
新しいスーツではなく、『シビルウォー』からのものを使っているあたり、潜伏感がある。胸の星はいつ帰ってくるのか。
個人的には腕まくりがたまらねぇ。
髭面でも頼りがいのある顔ができるのはキャプテンだけ。
マスクをつけたスターロードも。長いコートのひらひらが好き。ちなみにロケット&ベビー・グルート同様にスターロードもリミックス版のようだ。
ムービーマスターピース越しのスターロード。特に意味はない。
ちょっとスペース的に全身を撮ることができなかったドクターストレンジ。おなじみの魔法陣を展開している。
アガモットの眼の塗装がちょっぴりチープ。
ドクターストレンジに守られている視点。
人がかぶっているけど、アイアンマン マーク50。どうやらこのマーク50はあちこちのイベントに展示されている模様。でもかっこいい。
この新武器をどうやって展開するのか気になる。
そして奥にいるキャプテンアメリカとガモーラの意外な組み合わせも気になる。
お待ちかねのアイアン・スパイダーマンの登場だ。
さっきにムービーマスターピース版とりもテカリが増していて、よりメカニックな印象がある。目も光っているしね。
やっぱり見るよねアーム。ほんと映画でどのタイミングで出てくるのか気になるよスパイディ。
さっきのムービーマスターピースではちゃんと見れなかったけど、立像では簡単に見れた背中。やっぱり吸盤みたいなイメージでくっついているね。
そして最後はラスボスのサノス。店内の一番奥にインフィニティガントレットをこれでもかと見せながら立っていた。
ハルクバスターほどではないものの、サノスもやっぱりデカい。靴のサイズ何センチや。
顔を正面から見たいけど、もはや不可能。
先ほどのレプリカのインフィニティガントレットを同サイズ。手も大きいサノス。
撮影に使われた衣装が展示
なんといっても注目なのは、実際に『アベンジャーズ/インフィニティウォー』で使用された衣装が展示されていること。
そう、あの憧れのキャストたちが実際に着ているのだ。それだけでも価値があるのだ。
今のところ全く触れられていないアントマン。実際に来たものではあるが、どうやら『アベンジャーズ/インフィニティウォー』ではなく、夏に公開される『アントマン&ワスプ』のもののようだ。それでも推しヒーローの衣装を間近に見れて満足。
トニー・スタークのスウェット。さすがにアイアンマンスーツは存在しないので、予告などでも来ていたこの衣装が展示。RDJが来ていたというだけでものすごい価値がありそう。
キャプテンアメリカ。(反射がエグい)
あえてボロボロにしてあるスーツ。
星型マークも取り外されている。敗れたスーツの下地のようなものも見える。
キャプテンの新しい盾も装着されていた。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーのマンティス。こうやって見ると意外と腕がカマキリっぽい。
緑が加わったことにより、よりミリタリー感が増したブラックウィドウの新スーツ。
胸からおなかのベルトを締めたらかなり細そう。
武器も持っていた。びりびりしそうだ。
ブラックパンサー。これは注目していきたい。
シンプルながらもクールなブラックパンサーのスーツ。質感はゴムっぽい感じ。細かいディティールもみることができる。
目の部分が大きく開いたマスク。これは装着者の目が露出するタイプのマスク。
指の筋トレアイテムっぽいブラックパンサーの爪。ここからなんでも着ることができるヴィブラニウム製の爪が出現する。
バッキーの衣装。展示の名前ではウィンターソルジャーではなく、本名のバッキー・バーンズと紹介されていた。
メタルの腕。さすがにちょっとメタル感は薄いですが、肌は見えないようになっている。ぜひ装着してみたいけど、筋肉量が圧倒的に足らないためスカスカだろう。
最後はドクターストレンジ。使い込んだような汚れがお見事。
こういった装飾関連も見ていて楽しい。
首にはアガモットの眼もかけられている。
ちなみにロキとスカーレット・ウィッチの衣装は別イベントにて展示中。
店内の展示を見たら買い物だ!
最後はイベントにて販売されていたグッズをさらっと紹介。トイサピエンスの実店舗自体は常設なためその商品も売られていた。またいくつかイベントを記念した限定品も売られている。
みんな大好きハズブロのマーベルレジェンドシリーズ。『アベンジャーズ/インフィニティウォー』や『アントマン&ワスプ』などの最新作や、『ブラックパンサー』『マイティ・ソー バトルロイヤル』などの少し前の作品のキャラクター、そして『デッドプール』などのMCUシリーズ以外のフィギュアも販売されている。
こちらはヴィンテージパッケージのマーベルレジェンド。そろそろクラシックデザインのアイアンマンが欲しい。
Funkoが展開するPOP!シリーズ。このアイテムもコレクターが非常に多い。実写キャラのみならずコミックからも展開中。
同じくFunkoが展開しているニッコリ笑顔のDorbzシリーズ。もはや争いごとは忘れたような顔をしている。
最近お店などで見かけるようなったマイティ・マグシリーズ。頭を押すと3パターンの表情にかわる面白いフィギュアシリーズ。
ホットトイズが展開する「赤ちゃんがコスプレをしたら?」というコンセプトのシリーズ・コスベイビー。イベントでは限定品のベビー・グルートとアイアン・スパイダーが販売していた。正直アイアン・スパイダーを買おうか30分ぐらい迷っていた(結局金欠で買えていない)
おなじみにミニカーシリーズ「ホットウィール」もアベンジャーズ使用のアイテムがずらりと並んでいた。どれもキャラの特徴をとらえたアレンジに感心する。
実際のベビー・グルートの大きさを再現したライフサイズ・マスターピースの限定版。
このクオリティーで1万5000円は安いのかもしれないぞ。欲しすぎる。
また先ほど紹介したムービーマスターピースのブラックウィドウも限定発売。その隣には最初に紹介したインフィニティガントレットのレプリカのミニサイズが販売されている。
ミニサイズといえどもそのクオリティーの高さは変わらない。しかも軽い。しかもLEDギミックもちゃんとある。
ファッションアイテムとしてはアメリカ発祥のブランド・ラウンジフライのアイテムが販売。キャラクターとのコラボアイテムがずらっと並んでいる。どれもオシャカワ感がある。個人的にはキャプテンアメリカの財布に惹かれる。
そのほか、購入金額などに応じて無料でもらえるコスベイビーのキーチェーンキャンペーンも行っていた。先着ではあるが、必ずもらえるなんて太っ腹すぎないか?
マスコットキーホルダーやぬいぐるみも販売。マーベルキャラをもふれるぞ。
ワッペンやステッカーも販売。個人的にはステッカーをパソコンに貼りたい。
ちなみに物販ではないが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのピンボールゲームも設置されていた。1回200円。以前来た際はスパイダーマン仕様だったが、デザインは定期的に変えている模様。
グルートの口に入れればゴールかな?
遠出しても行く価値がある!
ということで、「アベンジャーズ エクスクルーシブ・ストア by ホットトイズ」のレポートは以上となります。
正直店舗はそこまで広くはないが、それでも所せましとならぶ立像や展示、グッズにはずっといたくなる引力があった。
ここまで好きなものに囲まれるのは趣味に生きる僕みたいな人間にとっては嬉しいものである。自分の家をこんな風に出来たらどれだけ素晴らしいだろうか。
なかなか普通のお店には売っていないようなグッズも大量に売られており、個人的にはマーベルレジェンドを買える場所としては重宝したい。それだけでも遠くからくる価値があるのだ。
いや、マーベルは人を動かすだけの魅力があるのだろう。
おそらく記録に残るであろう『アベンジャーズ/インフィニティウォー』。
映画を楽しむ前でも、楽しんだ後でも、ぜひとも体験していただきたいイベントだった。
・「アベンジャーズ エクスクルーシブ・ストア by ホットトイズ」 – 公式サイト
開催期間:4月23日(月)~5月27日(日)
開場時間:11:00~19:00
開催場所:ホットトイズ東京フラッグシップストア「トイサピエンス」
住所:東京都渋谷区神宮前3-30-12 Gビル1F
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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