本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
※この記事には『ザ・ペンギン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
マット・リーヴス監督・脚本、ロバート・パティンソン主演の映画『ザ・バットマン』のスピンオフドラマとして配信されていたコリン・ファレル主演の『ザ・ペンギン』。
今作は映画の後日談とであり、ファルコーネ亡き後のゴッサムシティの裏社会のボスとしてペンギンが君臨してく様子を描くドラマとなっている。またドラマには基本的にバットマンは登場しないとされていた。
実際に最終話までバットマンが登場することはなかったが、このことについてマット・リーヴス監督は海外メディアのインタビューのなかで、バットマンをドラマに入れなかった経緯を明かしている。
『ザ・ペンギン』はあくまでペンギンに焦点を当てた物語であり、地の底から這い上がるために上を見上げた時のペンギン視点のゴッサムシティを意識していた。その逆にバットマンはビルの上からゴッサムシティの犯罪者たちを見下ろしているという視点であるため、二人の視点は対照的なものとして置かれている。
そのために『ザ・ペンギン』にバットマンを登場させることはあまりに強烈な存在感を示してしまうのだ。
一方で最終話では彼の存在を匂わせるバットシグナルが空に照射されるシーンもあり、新たなフェーズに入ったゴッサムシティを救うべく、バットマンが新たな脅威に身を投じていくことが示唆されていた。
このバットシグナルのシーンについて製作総指揮のローレン・ルフランク氏はインタビューのなかで、次に続く映画『ザ・バットマン PARTⅡ』にうまく引き継ぐための方法だったとコメントしている。
これらのコメントから、長らく『ザ・バットマン PARTⅡ』のヴィランが誰になるのかという疑問の答えが出たのかもしれない。それがまさにペンギンであるということだ。
1作目のペンギンは存在感はあったものの、メインヴィランのリドラーや、ファルコーネの影に隠れたサブのヴィランであった。ドラマで裏社会のボスとなったペンギンは、次にバットマンの前に現れた際は強大なヴィランになっていることは間違いないはずだ。
元々『ザ・ペンギン』は1作目と2作目の橋渡し的な作品になると予告されていたこともあり、ペンギンがメインヴィランとなっていくオリジンの側面があったことが、最終話にして表現されたという形だ。
コリン・ファレルも続編映画には出演する予定であることを示唆していたため、『ザ・バットマン PARTⅡ』でバットマンとペンギンがどのように激突していくのか注目をしておきたいところだ。
シーズン2製作のウワサもある『ザ・ペンギン』はU-NEXTで配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】