『アガサ・オール・アロング』MCUドラマで最も低予算 ー プロデューサーが明かす

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MCUシリーズのドラマとして配信されている『アガサ・オール・アロング』

『ワンダヴィジョン』に登場したヴィランのアガサ・ハークネスを主人公としたドラマではあるが、制作発表当初は今作の制作に疑問を持つファンも少なからずおり、さらに昨今はウォルト・ディズニー社の方針によってマーベル・スタジオもドラマなどの制作本数を大幅に削減する状況が続いていた。

そんな中で配信に至った『アガサ・オール・アロング』は、実はMCUのマーベルドラマの中でも最も低予算番組であることが、マーベル・スタジオのプロデューサーであるブラッド・ウィンダーバウム氏インタビューの中で明らかになった。

またそのことによって逆に制作の自由度も上がったことをコメントしている。

”『アガサ』は我々のドラマの中で最も費用がかからない番組だと言えます。それは意図的なものです。妥当なコストで制作しようとしました。正直に言って、妥当な予算であれば、創造的にもう少し自由になります。例えば『アガサ・オール・アロング』では、CGは最小限で、これまでよりもずっと少なくなっています。ほとんどが実写効果で、実際にドラマでそれを感じることができると思います。”

今回のウィンダーバウム氏のコメントからも、ドラマは主にCGなどの特殊効果などの予算を削っていることがうかがえる。ただあくまで必要性の問題であり、ドラマ自体は妥当な予算であると話している。

予算が高ければ良い作品ができ、低ければそうではないということは承知の通りで、特にここ数年のマーベルドラマはそれが顕著に出ている。低予算でも良い作品ができるのであれば、ファンとしては大歓迎ではある。

今後もMCUのドラマは配信予定が続いており、『アイアンハート』や注目の『デアデビル:ボーン・アゲイン』も控えている。情報では『ワンダヴィジョン』のスピンオフとなる『ヴィジョン・クエスト』も制作されると言われている。

MCUドラマの予算が削られていくかは気になるところだが、いままでの反省を活かして、じっくりと時間をかけながら良いドラマ作品を制作してもらいたいところだ。

『アガサ・オール・アロング』はDisney+ (ディズニープラス)で配信予定だ。

ゆとぴ

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